暮すようにポルトガル個人旅行を楽しむ!航空券購入編
[2019.5.17]
色々なところでポルトガルへ行ってきました!というお声を頂きました。ポルトガル滞在を楽しまれた方が多いようでとても嬉しいです。
最近、ツアーではなく個人で航空券やホテルを手配し旅行をされる方が増えてきていると感じます。私の父も今月末から2週間、ポルトガル個人旅行を楽しむ!と張り切っておりますが、どのように準備したらいいか迷うこともあるかと思います。
そんな方のために、短期間住んでいる様に滞在する、お得にポルトガルをもっと楽しむ方法を数回に分けてまとめてみます!これからポルトガル旅行を考えられている方に少しでもお役に立てれば幸いです。全て2019年5月時点での情報になりますのでご了承ください。
今回はポルトガル行きの航空券についてご紹介します!
飛行機から見える景色に、いつでもわくわくします。ポルト上空より。
乗り継ぎ、となると選択肢が多くなり、どの国を経由するのがいいのかわからないですよね。できるだけ簡単でお得に航空券を探すため、航空券の価格を比較できるサイトを利用してみて下さい。中でも私が必ずチェックするのが、下記の3つのサイトです。
A. スカイスキャナー・日本サイト(日本語) https://www.skyscanner.jp/
B. スカイスキャナー・ポルトガルサイト(日本語で検索も可能)https://www.skyscanner.pt/
C. エアトリ(日本語)https://www.skygate.co.jp/
A.B.のスカイスキャナーは、航空券の組み合わせや価格帯が豊富なのでお勧めです。運営しているのは同じ会社ですが、日本のサイトとポルトガルのサイトでは、検索結果が異なることがあります。これは、各国で検索している旅行会社が異なる場合があるからで、経験上、ポルトガルのサイトの方が同じ便でも安く表示されることが多いです。
さらにありがたいことに、ポルトガルサイト内でも日本語で検索することができます。
スカイスキャナー・日本サイト
クリックするとこんな画面になります。一番上の「idioma」という枠から、日本語を探します。一番下の方にあります。
これで設定完了ですので、緑の「Guardar」ボタンをクリックします。
ただし、ポルトガルのサイトの場合は、実際に予約をする際は旅行会社のサイトに繋がりますので、予約はポルトガル語または英語にて手続きが必要になります。
比較サイトは、航空券を販売している航空会社と旅行会社の料金を比較して見ることのできるサイトです。航空券は、比較サイト自体で予約するわけではなく、そこからリンクされている航空会社または旅行会社のサイトで実際に予約をします。
航空券比較サイトで検索した後は、私は念のため同じチケットを航空会社のオフィシャルサイトでも確認します。多くの場合が、旅行会社が提示している価格と同じか安くなることもあるからです。またマイルを使える場合もあります。
例えば、8月7日~8月15日頃に旅行したいと思った場合、スカイスキャナー・日本サイトで検索すると・・・
①ANA・ルフトハンザ航空の共同運行便(フランクフルトやミュンヘンでの乗り継ぎ)
ここ数年、とても良心的な価格で提供してくれています。ドイツまで約11時間30分、ドイツからポルトガルまで約3時間、乗り継ぎ時間が2時間強と、約17時間で到着することができます。日本人のフライトアテンダントが多いですし、ドイツでも日本人スタッフが多いので、国際便に慣れていない方にはおすすめしたいルートです。
機内ですが、エコノミークラスの座席は少し狭いイメージがあります。あとエンターテインメント(映画や音楽、ニュースなど)の数は平均的かと思います。
フランクフルトの空港は広く、乗り継ぎの際に結構歩きます。また、EU(シェンゲン)圏内に入る場所になるためパスポートコントロールがあります。比較的スムーズに通れますが、乗り継ぎ時間には注意して下さいね。
また、ドイツ・ポルトガル間はポルトガル航空(TAP)が運航する場合があります。その場合はクルーのほとんどがポルトガル人になりますので、何となくポルトガルの雰囲気を楽しめます。ただし、遅れることもしばしば・・・。
②エールフランス・KLM(パリやアムステルダムでの乗り継ぎ)
ヨーロッパ行きのアライアンス・スカイチームと言えばこちらの2社。キャンペーン価格で提供されることも多く、必ずチェックしておきたい航空会社です。2社による共同運航もあります。パリまで約12時間30分、パリからポルトガルまで約2時間、乗り継ぎ時間が2時間強と、こちらも約17時間で到着することができます。ただし、日本人のフライトアテンダントは少なめですので、機内で英語が必要になることもあります。
パリのシャルルドゴール空港は利用者も多く、時期によってはパスポートコントロールに時間がかかります。また手荷物検査など少し厳しいイメージです。
アムステルダムでの乗り継ぎは比較的簡単です。パスポートコントロールや手荷物検査も時間がかかることが少なくスムーズです。
③エミレーツ航空(ドバイでの乗り継ぎ)
低価格でサービスが良い中東系の航空会社の中でも一番おすすめなのがエミレーツ航空です。私も長らくお世話になっています。日本人の利用がまだ少ないのためか、ローシーズンは隣の席が空いていることが多いです。また機内のエンターテインメント(映画や音楽など)がとにかく豊富です。また、エコノミーの座席でも電源コンセントやUSBチャージャーが付いているので(ついていない席もあります)、PCやスマートフォンをたっぷり使えます。
機内で提供される特別食の種類も豊富です。(特別食は公式サイトで事前予約する必要があります。)
色々といいことが多いエミレーツですが、渡航時間が長いのが難点です。ドバイまで約10時間30分、ドバイからポルトガルまで約8時間、乗り継ぎ時間が3時間強と、約22時間かかります。さらに7時間~9時間の乗り継ぎ待ちがある場合もあるので、注意が必要です。ドバイ航空は24時間お店が空いているので困ることはないですが、渡航時間が長いと疲れますので、飛行機の移動に慣れている方やラウンジを使える方以外にはおすすめしていません。
比較サイトでの検索が手間という方も、そうでない方も、航空会社自身もたくさんのキャンペーンを実施していますので、定期的にサイトを確認してみると良いですよ。
ANA(全日空)https://www.ana.co.jp/
ルフトハンザ https://www.lufthansa.com/jp/ja/homepage
エールフランス https://www.airfrance.co.jp
KLM https://www.klm.com/
エミレーツ https://www.emirates.com/
以上、航空券の検索・購入についてご紹介しました。
いつの日か定期的な直行便が出るようになればいいのですが、それまでは乗り継ぎで頑張りましょう!
航空券を持って、さあ出発!
それでは、また次回!
著者プロフィール
19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。
現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。
Web: http://www.shop.filigranacomamor.com/
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com
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