ポルトガルワインと輸入食材　メルカード・ポルトガル

[ワイン名] カーザ・ド・カピタン・モール・アルヴァリーニョ Casa do Capitao-mor Alvarinho
[生産者] キンタ・デ・パッソス Quinta de Pacos
[地域] モンサオン・イ・メルガッソ（ヴィーニョ・ヴェルデ地方）
[産地] DOCヴィーニョ・ヴェルデ　DOC Vinho Verde
[内容量] 750ml
[ブドウ品種] アルヴァリーニョ100％
[アルコール度数] 13%

[テイスティングノート] レモンやライムなどシトラスフルーツやピーチ、黄色い花をも思わす華やかな香り。口に含むと、フレッシュな味わいとミネラル感がまろやかに広がります。余韻も長く、複雑味とこくのあるエレガントな白ワイン。とても辛口なので、食事と合わせるとさらに美味しく感じられるガストロノミックなワイン。

甘口　■■■■■　辛口
軽め　■■■■■　重め

[醸造] 手摘み収穫。除梗後、一部を定温下で５時間スキンコンタクト、残りは即プレス。デカンティング後、醗酵。バトナージュをしながら瓶詰時まで滓の上で寝かせる。

[ワイナリーと畑] ヴィーニョ・ヴェルデのサプリージョン、アルヴァリーニョで有名なモンサオン。ミーニョ川から900メートル離れた平均海抜60メートルの平な畑。夏は40度以上に達するほど暑く、冬は穏やか。小石に覆われた石灰花崗岩土壌でミネラルが豊かなワインが出来ます。環境に配慮したEU Integrated Protection　に沿ったぶどう栽培を行っています。

[ワインメーカー] ルイ・クーニャ、ガブリエラ・アルブケルケ

[受賞歴]
■2020 harvest
Sakura Wine Award 2023 金賞
■2019 harvest
Mundus Vini 2021 - Gold Medal 金賞
Mundus Vini 2021 (SpringTasting) - Best of Show
■2018 harvest
Wine Enthusiast - 90 points
Portugal Wine Trophy - Gold Medal 金賞
■2017 harvest
Concours Mondial Bruxelles - Gold Medal 金賞　
Portugal Ranking Tasted 100% Blind by Andreas Larsson - 90 points
Wine Enthusiast - 89 points
Mundus Vini 2018, (SummerTasting) - Silver Medal 銀賞　
Wine Advocate - 89 points
Jancis Robinson by Julia Harding - 16,5/20 points
■2016 harvest
Wine Enthusiast - 90 points, Editor's Choise
Mundus Vini 2017, (SummerTasting) - Silver Medal 銀賞
Selection Degustation Magazine, 2017 - Silver Medal 銀賞
R. Parker's Wine Advocate - 91 points
Wine & Spirits - 90 points
■2015 harvest
Sakura Japan Women's Wine Competition, Japan 2017 - Gold Medal 金賞
Selection Degiustation Magazine, 2016 - Gold Medal 金賞
Mundus Vini 2017, (SpringTasting) - Silver Medal 銀賞
Berliner Wein Trophy 2017 - Silver Medal 銀賞
AWCvienna 2016 - Silver Medal 銀賞
Mundus Vini 2016, (SummerTasting) - Silver Medal 銀賞
IWC, International Wine Challenge - Silver Medal 銀賞
Wine Enthusiast, Editor's choice - 91 points
Wine Advocate - 89 points
Wine Spectator - 88 points
Portugal Ranking Tasted 100% Blind by Andreas Larsson - 90 points

[輸入元] 株式会社メルカード・ポルトガル

アルヴァリーニョ100% 受賞歴多数の高級ヴェルデ
カーザ・ド・カピタン・モール・
アルヴァリーニョ・ヴィーニョ・ヴェルデ750ml
Casa do Capitao-mor Alvarinho DOC Vinho Verde Sub-regiao de Moncao e Melgaco
ALC　13％

店長ヒロノのおすすめコメント!! ふわっと広がる果実のアロマ。アルヴァリーニョを100％使用したリッチな味わいのヴィーニョ・ヴェルデ。フルーティでコクがあり、ミネラル感と長い余韻が楽しめます。しっかりとした辛口なので、食べ物と合わせるとより美味しく感じられるガストロノミックなワインです。作り手は500年ものワイン造りの歴史を誇るワイナリーです。ぜひお試しください。

■2020 harvest
Sakura Wine Award 2023 金賞
■2019 harvest
Mundus Vini 2021 - Gold Medal 金賞
Mundus Vini 2021 (SpringTasting) - Best of Show
■2018 harvest
Wine Enthusiast - 90 points
Portugal Wine Trophy - Gold Medal 金賞
■2017 harvest
Concours Mondial Bruxelles - Gold Medal 金賞　
Portugal Ranking Tasted 100% Blind by Andreas Larsson - 90 points
Wine Enthusiast - 89 points
Mundus Vini 2018, (SummerTasting) - Silver Medal 銀賞　
Wine Advocate - 89 points
Jancis Robinson by Julia Harding - 16,5/20 points
■2016 harvest
Wine Enthusiast - 90 points, Editor's Choise
Mundus Vini 2017, (SummerTasting) - Silver Medal 銀賞
Selection Degustation Magazine, 2017 - Silver Medal 銀賞
R. Parker's Wine Advocate - 91 points
Wine & Spirits - 90 points
■2015 harvest
Sakura Japan Women's Wine Competition, Japan 2017 - Gold Medal 金賞
Selection Degiustation Magazine, 2016 - Gold Medal 金賞
Mundus Vini 2017, (SpringTasting) - Silver Medal 銀賞
Berliner Wein Trophy 2017 - Silver Medal 銀賞
AWCvienna 2016 - Silver Medal 銀賞
Mundus Vini 2016, (SummerTasting) - Silver Medal 銀賞
IWC, International Wine Challenge - Silver Medal 銀賞
Wine Enthusiast, Editor's choice - 91 points
Wine Advocate - 89 points
Wine Spectator - 88 points
Portugal Ranking Tasted 100% Blind by Andreas Larsson - 90 points
 

どこまでもリッチでコクのある、ワンランク上のヴィーニョヴェルデ
フルーティでコクがあり、長い余韻も楽しめるリッチなヴィーニョヴェルデ。
あふれんばかりの果実のアロマを心行くまでご堪能下さい。

●ポルトガルの高級品種、アルヴァリーニョ100%使用
・リッチなワインを生み出す品種
アルヴァリーニョは、ヴィーニョ・ヴェルデ地方の北のエリア、ミーニョ川沿いで多くが栽培されており、サブリージョン（小地区）である、モンサオンとメルガッソはとても有名です。
収量が少なく、房も小さくぶどうに対して種の割合が大きいのが特徴。
一般的なヴィーニョ・ヴェルデに比べ、アルコールが高くリッチなワインが出来ます。

・初めてのモノバラエタルワイン
アルヴァリーニョは、ポルトガルで初めてモノバラエタルとして瓶詰されたワインの一つです。
若いうちに飲んでも美味しいですが、10年、またはそれ以上の熟成ポテンシャルも持っています。

・豊かなアロマ、フルボディの白ワイン
香り豊かなフルボディの白ワインは、特長がはっきりしています。
複雑でありながらデリケートなアロマは、ピーチ、レモン、パッションフルーツ、ライチ、オレンジの皮、ジャスミン、オレンジの花、レモンバームなどを思わせます。
糖度、酸、共にしっかりしており、敢えて他の品種と比べるのであれば、辛口のリースリングに似てるとも言われます。
※参考：CVRVV（ヴィーニョヴェルデ地方生産者協会）、Wines of Portugal

●キンタ・デ・パッソスの５つの畑の一つ、キンタ・ダ・ボアヴィスタ
ワイナリーのオーナー、パウロ・ラモスさんは5つの畑を持っており、それぞれ別の銘柄のワインを造っています。
その畑の一つ、キンタ・ダ・ボアヴィスタはバルセロスよりさらに北にあるモンサオンにあります。 この畑にあるワイナリーでは「カーザ・ド・カピタン・モール」というシリーズのワインが造られており、アルヴァリーニョ・ヴィーニョ・ヴェルデもここで造られています。

・ワインにミネラル分を与える土壌
丸石に覆われた河岸段丘に広がる畑は石英を含む花崗岩土壌。
ワインにミネラル分を与えます。

・良質なアルヴァリーニョ
河岸段丘に広がるぶどう畑では良質なアルヴァリーニョが収穫されます。

・キンタ・ダ・ボアヴィスタから生まれたヴィーニョ・ヴェルデ
はちみつや熟したトロピカルフルーツを思わす香り。
口に含むと、フルーティでコクのある味わいが豊かに膨らみます。
きりっとした酸味も併せ持っています。
ココナッツをも思わす長い余韻を楽しめる、リッチなヴィーニョヴェルデです。

●500年続く伝統と新しい技術も取り入れたワイン造り

ー美味しいワイン造りと美味しさの秘密は？

「ワインそのものがオーセンティシティを語るようなワイン造り」
努力と熱意。
テロワールを常に意識して、できるだけ手を加えず、 土壌の特徴をワインに反映させようと考えているよ。
ワインそのものがオーセンティシティ（真正さ）を語るようなワインを 造りたいと思っている。

「ワイン造りの伝統と時代に合わせたアップデート」
500年という長い年月のワイン造りの伝統も大切なことだが、ワイン造りを時代に合わせてアップデートしていくことはもっと大事。
それができる優れたチームに恵まれている。
畑の段階から良質のぶどうを育てる努力もしているよ。

ー同じ地方の他ワイナリーとの違いは？

「自社畑のぶどうのみ使用。望まない品質のぶどうは使わない」
500年のワイン造りの伝統があるというのが、僕らの大きな特徴かな。
自社畑のぶどうのみを使っているということも。
畑の管理から、醸造、瓶詰まで、自分たちで行っているから、 望む品質に達していないぶどうは瓶詰しない、という選択肢もとれる。
そうすることでワインのクオリティを保つことができるんだ。

「新しい事にチャレンジ珍しい醸造テクニックをいち早く」
僕たちは新しいことにチャレンジすることが好きなんだよ。
これまでもこの地方ではだれも行っていなかった珍しい醸造テクニックをいち早く取り入れてきたんだ。
バトナージュ、シュールリー、1996年当時では珍しくアルヴァリーニョとロウレイロをブレンドしたり、どこよりも早く新しいテクニックに挑戦しているんだ。
メルカード・ポルトガルと共同でノヴォ（新酒）を造ったりね。

「恵まれたテロワール、ミネラルを含んだ土壌」
最後に述べておきたいことは、テロワールに恵まれているということ。
モンサオンは、丸石に覆われた河岸段丘に畑が広がっている。
バルセロスは、石英を豊富に含んだ砂質に近い淡い花崗岩土壌。
これらの土壌の特徴をワインに反映させたいという思いで、ミネラル分が豊富なワインが生まれるんだ。

●500年の歴史を誇るワイナリー、キンタ・デ・パッソス
500年のワイン造りの伝統を誇るキンタ・デ・パッソスは、バルセロスにある家族経営のワイナリー。 近郊に合計200ヘクタール、5つの畑を所有。すべて自社のブドウを使用し、クオリティの高いワインを少量生産しています。
ブドウの美味しさを引き出すのがとても得意なワイナリーです。

文献によると、キンタ（ワイナリー）とカーザ・デ・パッソス（パッソス家）では、16世紀からブドウ畑を所有しており、400年以上15代にわたり守り続けられており、最初の受賞歴は1876年に遡ります。 現在ワイナリーは、大学教員ならびにワインマーケティング・リサーチャーの顔を持つパウロ・ラモスさんが、父親と二人で経営しています。