第53回 リスボンで立ち寄りたい!世界が注目する水族館

リスボンで立ち寄りたい!世界が注目する水族館

[2017.11.29]

世界最大の旅行サイト、トリップアドバイザー。

レストランやホテルの他にも、様々な項目のランキングをしています。

その中で世界水族館ランキングがあるのですが、そこで堂々1位(2017年)に輝いている水族館を皆さんご存知ですか。

 

実はポルトガルのリスボン海洋水族館(Oceanário de Lisboa)なのです。

 

この水族館には、5,000トンの巨大水槽が真ん中に設置されています。水槽の中をぐるりと色々な角度から見ることができます。世界で4番目に、ヨーロッパでは1番目に大きい水槽です。

 

ポルトガルでは夏休みのレジャーと言えばビーチが人気のため、日本ほど水族館は混んでいません。そして内容や内装もわりと洗練されていて、大人でも十分に楽しめます。また肌寒い秋冬には、天候にも左右されず、ゆっくりと過ごすことができるのでおすすめです。

入口では、水族館のキャラクター ヴァスコ君がお出迎え

入口では、水族館のキャラクター ヴァスコ君がお出迎え

リスボン海洋水族館の館内は、巨大水槽がほとんどを占めているようです。 その周りにいくつか小さいコーナーがあります。

リスボン海洋水族館には約500種類の生き物たちが暮らしています。全て見てみたい!と思っても実際には難しいですが、360度の水槽のおかげでたくさんの魚たちの様子を観察できます。
上の階からの様子。サメやマンボー、エイなどもすぐそばで見ることができます。

半分屋外の様なスペースには、ペンギンやラッコ、鳥たちに出会うことができます。
特に高い柵もないのでペンギンと目が合うことも。
ペンギンにはちゃんと名前がついています。
ラッコも近くで見ることができます。

2階をぐるりと回り1階に降りると、海の中の違う世界が待っています。
小さな魚たちが作る繊細な世界観。
ふわふわ泳ぐ可愛らしいウィーディーシードラゴン

1階から2階を見上げると、まるで海の中に迷い込んだような気分になります。
時間の流れが違って見えるのが不思議です。

時間の流れが違って見えるのが不思議です。

さて、日本人の私がこの水族館に行きたくなる理由がもう1つあります。

それが2015年に登場した、40mという世界最大の幅があるネイチャーアクアリウム。実はこのプロジェクトを率いたのが、ネイチャーアクアリウム第一人者の天野尚さんなのです!

 

ネイチャーアクアリウムでは、水槽の中に石や水草を配置し、植栽することで自然の生態系を創り出します。日本庭園のように時間をかけて、自然の力を計算に入れながら本来の美しい姿を感じていくのです。それが生き生きと泳ぐ魚の観察に繋がります。

特別展示「水中の森」もちろん「BY TAKASHI AMANO」と記されています。

特別展示「水中の森」もちろん「BY TAKASHI AMANO」と記されています。

この巨大な水槽の中に、1週間という限られた時間で制作されたとのこと。ポルトガルや日本以外からも多くのスタッフが結集し生み出された特別な空間です。

座りながらじっくりとネイチャーアクアリウムの世界観を楽しみたいところです。
ポルトガルの水槽の中に日本を感じることができます。

“水景クリエイター世界のアマノ”として愛された天野尚さんは、リスボン海洋水族館のネイチャーアクアリウムが完成した同年にこの世を去っています。これが集大成だったのかもしれません。日本とポルトガルの間に素晴らしい作品を残してくれた天野尚さん。多くの方に彼の奥深い世界観が伝わることを願っています。

 

リスボン海洋水族館は、リスボン万博の跡地である国際公園(Parque das Nações)にあります。最寄り駅はオリエンテ(Oriente)駅です。

モダンな外観です。

モダンな外観です。

リスボン海洋水族館の近くは、石畳も海の動物。
*リスボン海洋水族館*
住所:Esplanada D. Carlos I Doca dos Olivais, Lisbon 1990-005, Portugal
公式サイト:https://www.oceanario.pt/
 
特別展示紹介(日本語)是非ご覧ください。
2017年11月8日~2018年1月14日までの間、東京ドームシティのギャラリーにリスボンの40mネイチャーアクアリウムが映像で再現されるそうです。
 
 
 
 

大人も十分楽しめるリスボン海洋水族館、いかがでしたか。

リスボンの旧市街からはメトロと徒歩で30分前後です。時間がある方は足を延ばしてみてくださいね。

 

それではまた次回!

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著者プロフィール

19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。

現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。

Web: http://www.shop.filigranacomamor.com/
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