CARM Campanha 2008- 2. 前日、朝ごはんは何時?とフィリッペに聞かれたので、 「朝8時はどう?」と応えると、「寒がりのヒロノには朝9時の方がいいと思うよ」 と言われ、朝食は朝9時に決定。 石造りの家はなかなか暖まらないので、フィリッペは前日の晩から「明日の朝食用に・・」と オイルヒーターのスイッチを入れていました。 この家は1820年に建てられた石造りの家。10年前に改装したそうですが 元は、医者だったフィリッペのおじいさん(セルソさんのお父さん)が 村の人を無料で診察するために建てた家で、12部屋もある豪邸です! でも、やっぱり寒い!!!! 朝から豪華なセッティング♪ この家ではバターは禁止!パンには"自家製"オリーブオイル。 卵とハム。ハムがくるくる巻かれているところがポルトガルらしい♪ フィリッペ大絶賛の自家製マルメラーダ。ポルトガルでよくあるマルメロ(かりん)のジャム。 液状ではなく羊羹みたいに固まっているのがマルメラーダの特徴。スライスしていただきます。 「マルメロを細かく切りすぎていないので、甘すぎず美味しいんだ」と、自慢げでした。 腹ごしらえした後は、しっかり防寒して、ジープに乗って収穫現場へ! 今年(2008)の収穫は11月5日から始まったそうです。 だいたい朝8時から16時まで収穫は行われ、この日、朝8時はマイナス3度だったそうです! ごつごととした土壌の220ヘクタールもある広大なオリーブ畑を走るにはジープが必須! 霧が晴れないので、収穫している人がなかなかみつかりません。 いました、いました!手摘み部隊。手摘みは、こうやって棒を使ってオリーブの実を叩き落とします。 ただ、この枝の先の小さな白い芽の部分は、来年オリーブとして実る大切な部分なので、 ここは落とさないように気をつけなければいけません。 1本の木から採れるオリーブの量はマックスでも35キロ。 CARMオリーブオイル・プレミアムの量に換算すると、わずか1.5リットル。 500MLだと3本しか取れません! 収穫したオリーブは、重みで潰れないように、24キロ入る小箱に入れて、ラガール(搾油所)へ運びます。 オリーブの葉はクッションの役割を果たすそうです。 小さなオリーブの木の場合、ヴィブラドールという機械を使ってオリーブの実を落とします。 手摘みに比べ、早い、木に与えるダメージが少ない、木の根を刺激し強化する、と 言われているそうです。 収穫したてのオリーブの実を味見してみました。 一瞬「甘い」のですが、やっぱり「苦い」!でもそれなりに「果実」なんだな、と納得。 (No3へ続く) CARMオリーブオイルはこちらです→!! CARMワインはこちらです→!!
2013/09/26 16:48 | CARMオリーブオイル | コメント(0)
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