ピリピリソースで作るチキンピリピリ
ポルトガルのピリピリソースを手作りしましょう。その前に、ピリピリは赤唐辛子のこと。国によってはピリピリ、あるいはペリペリと言うそうで、このソースで味付けした鶏肉も、ピリピリチキンやペリペリチキンと言われています。
日本語でも辛い物を食べたら「ヒリヒリする」と言いますが、日本語の古語に近い言葉があるそうなので、ポルトガル経由ではないようです。 とにかくこのピリピリソースで肉や魚をマリネして焼くだけで、他に味付けはいらないのでなかなか便利な調味料です。冷蔵庫で保存するとかなり持ちますので試しに作ってみませんか。
材料【ピリピリソース】
にんにく | 4かけ |
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赤唐辛子(種を取る) | 3本 |
一味唐辛子 | 小さじ1 |
マッサ・デ・ピメント | 大さじ1 |
塩 | 小さじ2 |
酢 | 大さじ2 |
レモン汁 | 大さじ1 *無ければ省略してもよい |
ブランデー | 大さじ2 *ウイスキー、ラム酒、日本酒など |
オリーブオイル | 大さじ6 |
材料【チキンピリピリ】
鶏もも肉 | 2枚 |
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ピリピリソース | 大さじ4 |
〇ピリピリソースを作る。材料を全部ミキサーに入れてなめらかになるまで攪拌する。
〇ミキサーがない場合は、にんにくはすりおろし赤唐辛子は細かく砕く。ボウルにオリーブオイル以外の材料を全部入れて泡立て器で混ぜる。オリーブオイルを加えてよく混ぜる。
*清潔なびんに入れて冷蔵庫で1か月保存できます。
【チキンピリピリの作り方】
- 鶏もも肉は水分をふき取り脂肪のかたまりを切り取る。包丁の先で皮を数か所つつく。
- バットに鶏もも肉を置き皮と肉の方それぞれにピリピリソースを大さじ1ずつかけて全体にのばす。ビニール袋に入れて1時間以上、できれば一晩置く。
- 200度に余熱したオーブンで30分焼くか、魚焼きグリルの場合は中火で20分程度焼く。
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し3を入れてひっくり返しながら焼く。お皿にのせてレモンを添える。
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■赤パプリカから作られる、ポルトガルの伝統的な調味料、「マッサ・デ・ピメント」です。
■豚肉や鶏肉、魚などをワインやパプリカペーストと共に入れてマリネしたり、腸詰にも使われています。
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海面に浮かぶ塩の結晶だけを丁寧に収穫した貴重品
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塩田の水面に浮かんだ塩の結晶、それがプレミアム・シーソルト。ポルトガル語でフロール・デ・サル(塩の花、の意味)と呼びます。
時間が経つと結晶が大きくなり塩田に沈んでしまう(これがトラディショナル・シーソルトになります)ため、沈む前に専用の道具ですくい取らなければなりません。収穫できる時期が限られている、貴重な「塩の結晶」です。 また、水面に薄く白い膜を張る様子から、ポルトガルでは海のクリーム(ナタ・ド・マル)とも呼ばれ、珍重されています。
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レシピ提供:丹田いづみ (Tanda Izumi)さん
1983年に初めてポルトガルを旅して以来、料理や風土、人に惹かれて度々訪れるようになる。会社勤務のかたわらヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を旅してその食のイメージを元に料理教室を主宰。
2006年から京都で週末だけのポルトガル料理店「レストランBoaBoca」を開く。2017年、長年暮らした京都を離れ地産地消の徳島に移住。現在はレシピ制作やケータリング、各地で不定期に移動レストランを開いている。