LICOBIDOS2013年10月、LICOBIDOS(リコビドス)を訪問しました。美味しさとかわいさで以前から販売している商品、チェリー・リキュール「ジンジーニャ」ですが、生産者を訪問するのは初めて。担当の女性クリスティーナさんがイベントで不在のため、息子のベルナルドさんが案内してくれました。会ってびっくり、なんと二十歳という若さ!ベルナルドさんの曽祖父さんが100年前にカフェをオープンし、軍人たちのためにチェリー・リキュールを作って販売したのが始まりだそうです。これが曽祖父さんがオープンしたカフェ。いまでも営業しています。ベルナルドさんと、店を50年以上切り盛りしているという、仲良しのおばあちゃん。LICOBIDOSが、本格的に規模を拡大し始めたのは8年前。お母さんのアイディアで、彼女が製品化、マーケティングなどリキュールの部分を一手に担っているのに対し、チェリーの栽培はお父さんが担当しているそうです。まさしくファミリービジネス。ベルナルドさんいわく: 「ジンジーニャ」は、ポルトガル以外ではあまり知られていないけれど、試してもらえればほぼ100%「美味しい」と嬉しい答えが返ってきます。だから、まずは試してもらえるように、プロモーションを行ったり、商品開発に力を入れています。確かに!このお酒は、美しい色と一口でとろけてしまいそうな甘い味が特徴です。地元オビドスのチェリーをアルコール、砂糖、水で漬け込むだけのシンプルなプロセス。昔からの伝統的なプロセスを大きなステンレスタンクで再現しています。チェリーの畑を案内してもらいました。植えたばかりのbaby trees だそうです。春になればきれいな花を咲かせ、、色鮮やかに実るそうです!リキュールの美しい色合いはここから来ています。ここで使うチェリーはサワーチェリーで、非常に酸っぱく、生ではとても食べられないそうです。そのため、昔からお酒にしたり、ジャムにして食べてきたそうです。ジンジーニャはリスボンに専門店があるほど有名で、お土産物屋さんにはいろんなメーカーのものが並びますが、添加物や香料を使わずに、従来の伝統的な作り方をしているのは、LICOBIDOSと後もう一社くらいしかないそうです。その味の違いは、比べてみれば明らかです!テイスティングルームには、小さなカップがたくさん!こうして小さなカップで頂きます♪みんなで乾杯!ベルナルドさん一家はチェリーの畑をたくさん持っていて、中にはプール付の家(CASA)が隣接しているところもありました。この写真は、私たちが訪問の途中に休憩できるように、お母さんのクリスティーナさんが、朝のうちに用意しておいてくれたおやつです。ビスケット、ジャム、チーズ、ジュース、水、コーヒー、など…。温かいおもてなしの心に感激しました!今度訪れる頃には、この木たちはだいぶ大きくなっているのだろうなぁ。■ジンジーニャ入りワインセットはこちら!■ジンジーニャ単品はこちらです!
2014/01/16 12:49 | 未分類 | コメント(0)
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