ポルトガルワインと輸入食材　メルカード・ポルトガル

添加物なし、原材料は赤パプリカと塩だけ
マッサ・デ・ピメント Massa de Pimento 200g

●ポルトガルの伝統的な調味料　マッサ・デ・ピメント
マッサ・デ・ピメント（Massa de Pimento）は、赤パプリカをペースト状にしたポルトガルの伝統的な調味料です。
赤パプリカと塩のみで作られています。
特に、ポルトガルの南に位置するアレンテージョ地方では豚肉や鶏肉をマリネしたり、腸詰の香辛料としても使われています。

●こく＋旨味　日本のお味噌のような万能調味料
マッサ・デ・ピメントは、ポルトガル料理だけではなく、和洋中なんにでも合う、使いやすさが魅力です。
日本のお味噌のように、お肉やお魚、野菜にも幅広く応用できる調味料です。
いつものお料理にひとさじ加えるだけで、こくと旨味が加わり、簡単に奥行きのある味わいにランクアップ！

●どんなお味?
赤い色は濃縮された赤パプリカの色。
ぱっと見は辛そうですが、辛くはありません。
また、赤い色からトマトソースと間違われることも ありますが、トマトのような水っぽさや酸味もありません。
あるのはパプリカの深いコクとほのかな甘み、塩の旨味です。

・ポルトガルではポピュラーな塩を使った定番調味料
マッサ・デ・ピメントは日本のお味噌や醤油と同じように、ポルトガルでは馴染みのある、毎日使う調味料です。 日本で大豆と塩からお味噌が作られてきたように、ポルトガルでは パプリカと塩でマッサ・デ・ピメントが作られてきました。 どちらも長い伝統がある、塩を使った定番調味料です。

●どう使えばいいの?
日常的な調味料として、気軽にお使いください。
パプリカの味が全体を引き締め、風味を添えます。
ポルトガル料理だけではなく、和洋中、どんなお料理にも 合いますので、ぜひお試しください。
塩がかなり効いていますので、味付けはこれだけでも充分です。

●マッサ・デ・ピメントの美味しさの秘密 １.アレンテージョの日光を浴びて育った 濃縮されたパプリカの旨味
使用しているパプリカは100％アレンテージョ産。 アレンテージョは広大な平原がどこまでも広がり、朝夕の気温差が少なく、年間を通して日照量が多い地方です。 アレンテージョの日光を浴びて育ったパプリカは、生でかじっても、甘くてジューシー。 マッサ・デ・ピメントはその旨味が一瓶にギュッと凝縮されています。

・そもそもパプリカってどんな野菜?
パプリカは、ピーマンと同じナス科のトウガラシ属の植物で、辛みのないトウガラシの一種です。ピーマンと比べてサイズが大きく、肉厚で甘味があります。
カラフルな赤い色はカプサンチン色素。
カプサンチンはビタミンAの一種で、リコピンと同等の抗酸化作用があると言われています。
他にも、抗酸化ビタミンC、Eが含まれており、植物色素フラボノイドのおかげで加熱してもビタミンCの損失が少ないのも特徴です。

２.添加物は一切使用しないアルガルヴェの上質な塩のみ マッサ・デ・ピメントの原材料はパプリカと塩のみ。
保存料や着色料などは一切入っていません。

素材そのものが持つ美味しさをそのまま味わえます。 また、塩はポルトガル南部、アルガルヴェ産を使用。
アルガルヴェは大西洋に面し、海水から上質な塩を生産することで有名です。
この塩を使うことで、天然のミネラルが加わり、濃厚な旨味を引出します。

●製造工程はとてもシンプル
マッサ・デ・ピメントの製造工程はとてもシンプルです。
まずは、原材料になる赤パプリカを傷つけないよう手摘みで収穫します。
収穫した赤パプリカは洗浄、粉砕され、遠心分離機で種を除いて、塩を加えます。塩が効いているので、保存料や添加物は一切入っていません。

●1965年創業 Pimensor社
ポルトガルの赤パプリカペーストのメーカーとして、品質の高さを誇るPimensor社（ピメンソール社）。 1965年創業以来、その品質の良さと美味しさが世界中に広まり、現在では、ポルトガル国内はもとより、世界各国でのシェアを誇ります。

2015年8月末、生産者を訪問。
話を伺ったところ、「これまでは、ポルトガルや旧ポルトガル植民地の国々（ブラジル、アンゴラなど）がメインマーケットでしたが、最近は日本や、イタリアなどからも問い合わせが増えてきています。」とのこと。
よいものは国境を越えて広まっていくのですね。

●初めて使う人も安心!当店オリジナルのレシピ集を一緒にお届けします。
商品お届けの際には、料理研究家・栗山真由美さんの素敵な レシピを集めた、当店オリジナルのリーフレットをお付けします。材料をそろえてすぐに料理を作っていただけます。

●ベジタリアン料理、ヴィーガン料理にもおすすめ
近年、肉や魚などの動物性食品を摂らない方が増えています。
理由はさまざまですが、健康を気遣う方が気軽に始められることも。また、毎日の食卓だけではなく、週末だけベジタリアンなど、 そのあり方も多様になっています。
マッサ・デ・ピメントはベジタリアン料理や、ヴィーガン料理にも ぴったり。お肉やお魚がなくても、赤ピーマンと塩の旨味とコクで、物足りなさを感じることなく、満足の1皿を作ることができます。