地元のお客さんに大人気!
アヴェイロ郊外で開催される干しダラ祭り
[2019.1.23]
クリスマスや大事な日にバカリャウを食べることが多く、今ではイワシなどより少し高級な食材になっています。ポルトガルでは365日毎日違うバカリャウレシピを楽しめると言われているほど愛されていて、その調理方法はバラエティーに富んでいます。
スーパーには必ずバカリャウコーナーがあります。カットされているものから、開いた状態のもの、また冷凍のものまで様々です。
ポルトガルの国民的食べ物とも言えるバカリャウですが、ポルトガルよりももっと北の海で水揚げされます。その起源をたどると、8世紀までさかのぼります。この頃、北ヨーロッパから西ヨーロッパに進出していたヴァイキングが日持ちのする干しダラを交易品として各地にもたらしたそうです。大航海時代に入るとポルトガルにとっても欠かせない食材になりました。20世紀まではポルトガルも北ヨーロッパの海まで遠洋漁業していましたが、近年はノルウェーやカナダからの輸入に頼っています。

遠洋漁業の様子

実際に漁をしていた船も残されています。

干しダラ加工会社やレストランが臨時レストランを開きます。

メルカード(マーケット)には通常買うよりお得な商品もありました。

バカリャウの缶詰も種類豊富です。サラダなど手軽に使えるのが嬉しい缶詰です。
ポルトガルのソウルフード、干しダラをお腹いっぱい楽しむことができるイベントです。毎年8月上旬に開催されているので、気になる方は公式サイトをチェックしてくださいね。
公式サイト https://www.cm-ilhavo.pt/pages/677?event_id=3367
Facebookサイト https://www.facebook.com/FestivaldoBacalhau/
以前ご紹介したバカリャウの記事はこちら。
それでは、また次回!
著者プロフィール
19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。
現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。
Web: http://www.shop.filigranacomamor.com/
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com
■店長ブログトップはこちら→
https://www.m-portugal.jp/blog2/
■メルカード・ポルトガル・オンラインショップはこちら→
■ポルトガルジュエリー・オンラインショップ「フィリグラーナ・コン・アモール」はこちら→
http://www.shop.filigranacomamor.com/
■コラム「Portugal Lifestyle ポルトガル流、幸せなライフスタイル」はこちら→
http://www.m-portugal.jp/portugal_life/
■コラム「毎日飲みたいポルトガルワイン」はこちら→
http://www.m-portugal.jp/portugal_winenavi/