厳選!ポルトガルで行ってもらいたいレストラン
[2018.9.18]
ポルトガルの良いところは語りきれないほどありますが、中でもポルトガル料理はとても美味しく、日本人の口に合うと言われています。毎日、口にする食事が美味しいことは、とても大事なことですよね。私は美味しいものを食べると、不思議と力が湧いてきますし幸せな気持ちになります。
今回は、ポルトガルで私が何度も食べに行っているレストランを、厳選してお伝えしたいと思います。
まずは私が拠点としている北部の町、ブラガから。
鉄道のブラガ駅から徒歩5分、ブラガの中心地からほんの少し離れた場所にあるレストラン「ベン・ム・ケール(Restaurante Bem-Me-Quer)」。ここは、ヴィーニョ・ヴェルデの造り手ヴィーニョス・ノルテ社のマネージャーであるヴェラさんから教えてもらったレストランです。家族経営の温かい雰囲気のレストランで、料理・雰囲気・価格とどれも満足できる場所です。特に美味しいのが、バカリャウ・ア・ブラガ(Bacalhau à Braga)という料理です。水で戻した干しダラを油で素揚げし、タマネギやパプリカと一緒にオーブンでカリッと焼きます。オリーブオイルもたっぷりかかっていて、仕上げには自家製のフライドポテトをあわせます。ブラガ発祥のレシピと言われています。
レストラン名:Restaurante Bem-Me-Quer
住所:Campo das Hortas 5, 4700-210 Braga
サイト:http://www.restbemmequer.com/
次はポルトのレストランですが、まず一つ目がマトジーニョス(Matosinhos)にある「オリーニョス・ド・ポルボ(Olhinhos do polvo)」。海沿いの町マトジーニョスには美味しい海鮮レストランがたくさんありますが、中でもこちらのレストランはタコ料理が絶品で人気です。私の一番のお気に入りは、タコの旨味がたっぷりしみ込んだタコご飯です。オーブンで焼いたタコご飯もあり、やみつきになります。しかも、前菜・タコご飯などのメイン料理・ワイン・デザート・コーヒーが付いて12.5ユーロ。お財布にも優しいのです。ただ人気店で席数が少ないので予約が必須です。
旨味たっぷりのタコご飯(Arroz de Polvo)。
オーブン焼きも人気のメニューです。タコの天ぷらもお薦めです。
6人グループで行ったときはデザートにホールのアーモンドタルトを出してくれました。
住所:R. Heróis de França 669, 4450-159 Porto
サイト:https://www.facebook.com/Olhinhos-do-Polvo-221684431213076/
次は、ガイア(Vila Nova de Gaia)にある地元客から愛されているレストラン「ダヴィリナ(Restaurante Davilina)」。優しい味のお料理が多く、ほっと安心できるお店です。広い店内にはベテランのおじさんウエイターがちょうど良い距離感で接客してくれます。ここは、ポルトに長年住んでいる日本人のお友達に紹介してもらったレストランで、すっかり私も気に入ってしまいました。代表的なポルトガル料理は一通りメニューにあり、ハーフサイズもあるので数人で行けば色々と楽しめます。
タコのグリル(Polvo à lagareiro)
子牛のステーキ(Lombinhos de vitela com ervilhas)
住所:Rua de Raimundo de Carvalho 14, 4430-184 Vila Nova de Gaia
サイト:https://www.restaurantedavilina.com.pt/
リスボンでお勧めのレストランと言えば、ローストチキンが美味しいレストラン「オ・シュラスコ(Restaurante O Churrasco)」。店頭でチキンを丸ごと焼いています。皮はパリっと、中はジューシーなお肉です。お客さんのほとんどがチキンをオーダーしています。何度も行っていますが、仕事のランチミーティングで行くことが多いので、残念ながら写真が残っていません。ローストチキンに自家製ソースPiriPiriをつけて食べるのがお勧めです。1人当たり15ユーロくらいです。
レストラン名:Restaurante O Churrasco
住所:R. das Portas de Santo Antão 85, 1150-266 Lisboa
サイト:https://www.zomato.com/pt/grande-lisboa/o-churrasco-rossio-lisboa
地元客にも観光客にも人気なリスボンのレストランと言えば、「セルヴェジャリア・ラミロ(Cervejaria Ramiro)」。リスボンの中心地で鮮度の良いシーフードをお腹一杯食べたいなら、是非行ってみて下さい。蟹みそがたっぷり堪能できるsantolaを食べるのなら、このレストランがお勧めです。蟹用の小ぶりサイズのトンカチが渡されるので、机の上で豪快に叩いて割ります。以前、ポルトガルのおつまみの1つとして紹介した亀の手Percebesもここがお勧めです。メニューは写真付なので、シーフードの名前が分からなくても簡単に注文できます。
蟹みそたっぷりSantolaは22.17EUR/㎏。
高級おつまみ亀の手(Percebes)は55.17EUR/kgです。
レストラン名:Cervejaria Ramiro
住所:Avenida Almirante Reis,1 – H, 1150-007 Lisboa
サイト:https://geral24128.wixsite.com/cervejariaramiro
そして、最後にご紹介したいのが、本土から飛んでマデイラ島のレストラン「ガヴィアン・ノーヴォ(Restaurante Gavião Novo)」。フンシャル出身の方から教えてもらったレストランですが、ここも味・雰囲気・価格全てに満足できる場所です。私はお客さんと一緒に連日通ってしまう程、気に入っています。このレストランで食べてもらいたいのが、マデイラ島名物の黒太刀魚です。こちらのコラムでも黒太刀魚について紹介しましたが、見かけからは想像できないほどふわっと柔らかく癖のない味です。特に私は揚げた黒太刀魚が大好きで、マデイラに行くと1週間に2回~3回くらい食べています。
黒太刀魚のフライ-焼きバナナ添え-(Filete de espada preto com banana)
カサガイ(lapas)もお薦めです。
住所:Rua de Santa Maria 131, 9060-291 Funchal
サイト:https://gaviaonovo.com/pt-pt/
お勧めのレストランとメニュー、いかがでしたか。
ポルトガルで美味しいレストランをお探しの場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、また次回!
著者プロフィール
19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。
現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。
Web: http://www.shop.filigranacomamor.com/
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com
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