ポルトガル歴史的な村、ピオダォン
[2018.7.12]
いつか訪れてみたいと思っていた村、ピオダォン。
先月、念願叶って行くことができました。
ポルトガル政府が指定している歴史的な村々(Aldeias Historicas)。村を保護し、観光を振興することを目的に12の村が指定されています。その中の1つがこのピオダォン(Piódão)と呼ばれる村です。歴史的な村々は辺境の地にあることが多いですが、このピオダォンも都会からは離れた山の中にあります。ポルトガルで標高が最も高いと言われているセーラ・ダ・エストレーラのあたりに位置しています。コインブラ方面から向かったのですが、想像以上にくねくねした山道でした。所要時間も観光用の大型バスだったので、2時間強かかりました。道幅が狭いため、レンタカーなど乗用車で行かれることをお勧めします。あまり天気が良くなかった日だったので、標高が高くなるにつれて霧が強くなり、途中、前も横も見えない状態が続きました。
霧が出ていて幻想的。なんとなく村が見えます。
見逃してしまいそうな看板
趣があります。
この薄い石が特徴的な家の外観を創り出します。
ドアと窓の縁を青くしているお家が結構あります。
段々畑の上にあるとんがり屋根が可愛いホテル。
これこそ待ち望んでいたピオダォンの夜景。
30分もすると辺りは暗くなり、黒い家はあっという間に暗闇に溶け込み、ぽつぽつとオレンジの光が見えるだけになりました。そして22時過ぎごろにはオレンジの外灯も消え、真っ暗でホテルからは何も見えなくなりました。
翌朝、霧はすっきりと晴れ、ピオダォンの村が昨夜とはまた違う表情を見せてくれました。
朝は段々畑の緑が鮮やかです。
この日は、フンダオンに向かいましたが、その道中、山火事の被害を目の当たりにしました。真っ黒に焦げた山をみると、複雑な気持ちになります。民家の間近で発生した山火事。迫ってくる恐怖。毎年発生している大規模な山火事ですが、どうにか解決策が見つかって欲しいと思います。
ポルトガルの歴史的な村の1つでもあるピオダォン、いかがでしたか。
辺境の地ではありますが、一度は訪れてみたい場所です。
それではまた次回!
著者プロフィール
19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。
現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。
Web: http://www.shop.filigranacomamor.com/
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com
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