第47回 可愛いドアがいっぱい!ポルトガルの家

可愛いドアがいっぱい!ポルトガルの家

[2017.09.06]

ポルトガルの長い夏休みも終わり、9月になりました。

少しずつ通常モードに戻っているポルトガル。

日本の様にシルバーウィークなど秋の連休がないので、次の長期休暇はクリスマスです。ポルトガルの皆さん、頑張ってくださいね!

 

さて、この夏休みは私の周りでもポルトガルに行かれた方が何人かいました。

皆さん、きっとポルトガルの夏を満喫したことだと思います!

ポルトガルで街歩きをするときに、私がついつい見てしまうのが、「家のドア」です。

アパートなど小さいお家でも、可愛らしい装飾がされています。

 

私の経験上、よく見るタイプがこちらのような緑のドア。

こんなドアを見れば、ポルトガル!とピンとくる人もいるのではないでしょうか。

こんなドアを見れば、ポルトガル!とピンとくる人もいるのではないでしょうか。

四角くて縦長、両開きのドアです。

開き具合がちょっと小さいので1人通るのがやっと、なんてこともよくあります。

素材は木製だったり、スチールだったり。

緑によく映える白い装飾がされていることが多く、自然の色合いが素敵です。

高い位置に窓があることも。こちらは片開きです。

高い位置に窓があることも。こちらは片開きです。

扉の外枠が、石でできているのも趣がありますね。

 

次によく見るのが、木の風合いをそのまま活かしたタイプ。

なんだか歴史を感じる重厚感があります。

なんだか歴史を感じる重厚感があります。

こちらも四角く縦長で、両開きのドアです。窓のところにはレースがかけられています。

ちなみに、ポルトガルの郵便局のマークは馬にまたがりラッパを吹く人です。

ヨーロッパの国々でよく使われるホルンだけのマークとは少しだけ違うのですが、いずれにしても平和の象徴であるようです。このお宅はあえてホルンマークを選んだのかもしれませんね。

こちらは家族経営レストランの玄関

こちらは家族経営レストランの玄関

写真右側に、馬に乗った人のマークがありますね。これがポルトガルの郵便局マークです。

こちらのドアも木製で素敵ですが、やはり目を引くのが周りのアズレージョ(ポルトガルタイル)。美しいお花の様な模様と、青と黄色の色合わせが温かい雰囲気を出しています。

こちらのお家は壁全体をアズレージョで飾っています。

こちらのお家は壁全体をアズレージョで飾っています。

アズレージョについては、こちらでも紹介していますのでのぞいてみて下さいね。

 

さて、ここまでの写真をよく見ると、ドアの上に番号が書かれているのが分かると思います。これは、もちろん家の番号なのですが、並び方に規則があります。

それは道を挟んで片側は奇数、もう片側は偶数となっていることです。ポルトガルの道にはほとんどストリート名があります。田舎の小さい道にもちゃんと名前がついています。

例えば探しているホテルが、「Rua Da Vitória, 8」となっている場合は、Vitória通りの偶数側だけを見て探せばいいのです。ストリート名さえ見つかれば、簡単に目的地にたどり着けるのです。

 

これまで紹介した緑色や木の風合いを活かしたドアは、ポルトガル北部に多くみられます。

ポルトガル発祥の地とも言われるギマランイスでも、町の広場のお家はこんな感じです。

ギマランイスのサンティアゴ広場に並ぶ家々。

ギマランイスのサンティアゴ広場に並ぶ家々。

また、昔の貴族の邸宅などは今でも立派な門が残っていますが、こちらも緑色が多いです。

とっても立派ですね。地方をドライブしていると突然こんなお家に出会ったりします。

とっても立派ですね。地方をドライブしていると突然こんなお家に出会ったりします。

また、南の方に行くと、可愛らしく青や赤に塗られたドアにも出会います。

白い壁と赤いドア。ポルトガルの青い空によく映えます。

白い壁と赤いドア。ポルトガルの青い空によく映えます。

番外編ではありますが、アヴェイロのお家はこの通り。

まるでキャンディーの様なポップなお家とドアです。

まるでキャンディーの様なポップなお家とドアです。

小さめで四角くて、なんだか可愛らしい。

そんなポルトガルのドア、いかがでしたか。

 

街歩きのひとつの楽しみとして参考にしてみて下さい。

それではまた次回!

バックナンバー

RSS

  • 第82回 ポルト周辺!海の見えるカフェ・レストラン

    今日は私のお気に入りの、ポルト周辺で海の見えるカフェやレストランをご紹介したいと思います。

  • 第81回 最近増えています!ポルトガル発ブランド

    ヨーロッパの中で手先が器用なことで知られているポルトガル。
    これまで、フランスやイギリスなど、多くの有名ブランドの商品づくりを支えてきました。

  • 第80回 地元のお客さんに大人気!アヴェイロ郊外で開催される干しダラ祭り

    ポルトガルのソウルフード、干しダラ。現地ではバカリャウ(Bacalhau)と呼ばれ、とても愛されている食べ物です。

  • 第79回 王妃シリーズ①ポルトガルに大きな影響を与えたイギリス出身の王妃

    陰で王室を支え、時には歴史を動かした、強く生きた女性たちを紹介していきたいと思います。

  • 第78回 クリスマス飾り、プレゼピオ。

    ポルトガルの12月と言えば、もちろんクリスマス。

  • 第77回 ポルトガルの運命を決めた、アルジュバロータの戦い

    今日は、ポルトガルの歴史の中で正に『その時歴史は動いた』と言える出来事を紹介したいと思います。

  • 第76回 建物そのものが美しい!リスボンでお勧めのアズレージョ美術館

    今日も前回に引き続き、私がとても気に入っている美術館をご紹介します。

  • 第75回 気分はシンデレラ!必見の馬車博物館

    ポルトガルの豪華な国立馬車博物館をご紹介します。

  • 第74回 コルク生産、世界一!

    ポルトガルはコルクの生産量が世界一なのです!

著者プロフィール

19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。

現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。

Web: www.filigranacomamor.com
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com

ポルトガルワイン検定

※外部サイトです

食品

ポルトガルの食品
その他の食品

ワイン

ピックアップワイン
ワインセット
ポルトガル種類別
ポルトガル産地別
その他ワイン

雑貨

ポルトガルのお土産
キッチン雑貨

ギフト

オリーブオイルギフト

お支払方法

  • クレジットカード決済:VISA、MASTER、DINERS、JCB、AMEX、DISCOVERがご利用いただけます。
    • visa
    • MasterCard
    • DINERS
    • JCB
    • AMEX
    • DISCOVER
  • 代金引換:手数料220円(商品合計5,400円以上で無料)
  • 銀行振込:手数料お客様負担(ジャパンネット銀行)
    • 2回目までは前払い、3回目以降は後払い
    • 高額のご利用は、先払いとなります

配送について

  • 全国一律 700円(商品合計8,000円以上で送料無料
    • クール便手数料 220円
    • 沖縄県は別途540円ご負担ください。
  • 送料無料条件
    • 商品合計8,000円以上お買い上げ
    • ワインを6本以上お買い上げ
    • 送料無料商品との同封

ギフト包装について

  • ギフト箱、包装紙、リボンまたは熨斗:一包装につき216円
  • 簡易ラッピング(ギフト袋&リボン):一包装につき108円
詳細はこちら

営業日カレンダー

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

 は定休日となります

ページトップ

【ポルトガルワインとオリーブオイル Mercado Portugal】
www.m-portugal.jp
株式会社メルカード・ポルトガル
〒248-0013 神奈川県鎌倉市笹目町4-6
TEL:0467-24-7975

当店では、未成年者への酒類の販売は固くお断りしております。

Copyright © 株式会社メルカード・ポルトガル all rights reserved.