ポルトガルワインと輸入食材　メルカード・ポルトガル

[ワイン名] QMロウレイロ・アルヴァリーニョ　QM Loureiro Alvarinho
[生産者] キンタス・デ・メルガッソ　Quintas de Melgaco
[地域] ヴィーニョ・ヴェルデ地方（ミーニョ地方）
[産地] ヴィーニョ・ヴェルデDOC　DOC Vinho Verde
[内容量] 750ml
[ブドウ品種] ロウレイロ65％、アルヴァリーニョ35%

[テイスティングノート]
健全なシトラスカラー。フルーティ、フローラルなアロマ、トロピカルフルーツを思わす香りやスパイスの印象も。余韻の長いフルボディ。
Clean , citric coloured. Fruity and floral aroma, tropical notes and spice, full bodied with a persistent finish.

[楽しみ方]
食前酒としておすすめです。魚介類やたんぱくな肉料理や、チーズとも相性が良いです。瓶内熟成ポテンシャルは最長5年くらい。
Pairing : QM Loureiro Alvarinho it’s a perfect appetizer, and excellent for fish, seafood, white meat, and cheese. Ageing capacity up to 5 years.

[サービス温度]
10-20℃に冷やしてお召し上がり下さい。
To Serve : QM Loureiro Alvarinho should be served in a temperature between 10℃ to 12℃ .

甘口　■■■■■　辛口
軽め　■■■■■　重め

[醸造]収穫後、ぶどうを優しくプレス。12-36時間、12-16度の定温でデカンティング。16-18℃で15日間かけてアルコール醗酵。ステンレスタンクで2か月間、バトナージュ。

[ワイナリーと畑] メルガッソにある契約畑。花崗岩土壌。

[醸造家] エリオ・バレイロス、ジョルジュ・ソウザ・ピント

[受賞歴]
ワイン専門誌 グランデス・エスコーリャスが選ぶコストバリューに優れた白ワイン
ア・エスコーリャ・ド・メルカード2020 受賞

[輸入元] 株式会社メルカード・ポルトガル

芳醇な香りと洗練された酸、熟したリンゴや蜜を思わすフルーティな味わい
QM ロウレイロ・アルヴァリーニョ 750ml
QM Loureiro Alvarinho

店長ヒロノのおすすめコメント!! ヴィーニョ・ヴェルデ地方で栽培される、2種類の高貴品種のブレンド。完熟したりんごの果肉や蜜を思わす豊かな香りと、爽やかな酸、ミネラル感、長い余韻が特徴の辛口白ワイン。ジューシーでどこまでも心地よい味わいです。 ●ロウレイロ（65％）：月桂樹、オレンジ、アカシア、ライムなどの花のアロマや、リンゴやピーチを思わすアロマ、爽やかで、バランスのよい酸味が特徴。 ●アルヴァリーニョ（35％）：香り豊かでピーチ、レモン、パッションフルーツ、ライチ、オレンジの皮、ジャスミン、オレンジの花、レモンバームなどを思わす特徴がはっきりしています。 ワイナリー「キンタス・デ・メルガッソ」は、アルヴァリーニョの産地として有名な、ポルトガル最北部、小さな村メルガッソにあります。

ワイン専門誌 グランデス・エスコーリャスが選ぶコストバリューに優れた白ワイン
ア・エスコーリャ・ド・メルカード2020 受賞
 

土壌、気候、農家、 ワイン造りに欠かせない全ての条件に優れ、 高品質のワインを生み出すメルガッソ

●ポルトガル最北部、良質のぶどうが育つ気候と土壌
メルガッソは、川の向こうはスペインというポルトガルの最北部にあります。
冬は0℃、夏は50度近くまで気温が上がります。

畑は北向きで、川向いのスペインと比べると、スペインでは日が当たるのが朝10時からだとすると、メルガッソは早朝から夜までと日照時間が長く、寒暖差と合わせて良質なぶどうが育ちます。
標高が高い場所はミネラル感が豊かに、 川の近くの粘土土壌はボリューミーで トロピカルな印象に。

●「故郷のために事業を」 アルヴァリーニョを生かしたワイン造りの始まり
20世紀の中頃、ブラジルの地に渡ったメルガッソ出身の実業家、 アマデウ・アビリオ・ロペスさんが、故郷のために事業を起こしたいと考えました。
そこで、メルガッソにとって「原石」とも言える「アルヴァリーニョ」に目を付け、アルヴァリーニョを育てる小さな農家たちからぶどうを買い、 ワインを造り始めました。1991年のことです。

●小さな農家を大切にし、 ワイナリーの半分を村に寄付
小さな農家たちを大切にすることで、アルヴァリーニョ栽培、ワイン造りの産業が守られ、同時にメルガッソの村が発展するようにとの願いを込めて、500人の農家たちの出資からなるワイナリーの半分を村に寄付しました。
今日現在も、ワイナリーの62.8％は メルガッソ村のものとなっています。
共同組合が存在しないメルガッソにとっては、共同組合のような役割も果たしています。

●メルガッソがワインのボトルに詰まっている
こういった土地の細かな違いや、村の農家がきちんと畑をケアして育てたぶどう、 その全てが1本1本に凝縮されたワインを、 「メルガッソがワインのボトルに詰まっている」と、 醸造家のエーリオさんは熱く語っていました。