ポルトガルワインと輸入食材　メルカード・ポルトガル

5/31（土）、ポルトガルからワインスペシャリストのカルロス・モレイラさんの来日を記念して
ポルトガルワインセミナーを行います。

○ポルトガルワインの特徴は？
○ヴィーニョ・ヴェルデって何？
○ポルトガルワインの最新事情は？

…などなど、ポルトガルワインについてたっぷり語ってもらおうと思います。

遠いポルトガルからワインの現場で仕事をしている人が来日するのは、めったにあることではありません。せっかくの機会なので、少しでも多くの方にポルトガルワインについて知っていただこうと、今回の企画を考えました。

セミナーでは、夏にぴったりのヴィーニョ・ヴェルデ4種類とポートワイン（ヴィンテージ2008も含みます）2種類を試飲していただく予定です。

カルロスさんは、生産者ではありませんが、輸出まで手が回らないような小規模なワイナリーを中心に輸出やコンサルティングを行っている、情報に精通したポルトガルワインのプロ！当店もいつもお世話になっています。

昨日彼から送られてきたセミナーの資料は、合計68ページ！！実にやる気まんまん！

当日はカルロスさんがポルトガル語または英語のどちらかで話し、毛利宏乃が通訳をいたします。

今回は、ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンさん主催、メルカード・ポルトガル協賛、という形のため、お申込み方法が煩雑でしたが、、、当店にご連絡いただければ、代わりにお申込みを受付できるようになりました！

しかも、ワインスクールの会員価格税込2700円でご受講いただけます！
（本来、会員でない場合4860円かかります）

5/31（土）　14時から16時まで。昼間の楽しいひと時を、ポルトガルワインと共に過ごしませんか？

すでに飲んだことのあるワインでも、講師の説明とコメントを聞きながら試飲するのは、きっとおもしろいかと思います。

■お申し込み方法

お申込みご希望の方は、件名に「5/31ワインセミナー申込み」とご明記の上、お名前とお電話番号をE-mailにてご連絡下さい。

送り先：　support@portugal.co.jp

※お支払とキャンセルについて

お支払は当日受付で、現金で2700円お支払下さい。

また5/25（日）以降はキャンセル料（全額）が発生いたします。ご了承ください。

■会場：

アカデミー・デュ・ヴァン 青山校
東京都渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山ガーデンフロア
03-3486-7769

■試飲ワイン（予定）：

(1) 2012 Via Latina Vinho Verde
(2) 2012 Reguengo de Melgaco Alvarinho Vinho Verde
(3) 2012 Casa de Pacos Fernao Pires
(4) 2012 Tapada dos Monges Vinho Verde Vinhao
(5) Quevedo Tawny Port
(6) 2008 Quevedo Vintage Port Quinta Vale D’Agodinho

お席に限りがありますので、ご希望の方はお早目にお申込み下さい。

どうぞよろしくお願いいたします！！

近所のサスケストアさん（三浦産など新鮮で美味しいお野菜などの食材が揃います！）で見つけました。



なんだかわかりますか？

ネギじゃないですよ〜。ルバーブ　（RHUBARB）です。

ルバーブって果物かと思っていましたが、野菜でした。

アメリカに住んでいた子ども時代、隣のおばちゃんが庭に生えてたルバーブでパイを作ってくれたのを覚えています。真っ赤で酸っぱかった記憶があり、特に好きだったわけではないのですが、久しぶりに「ルバーブ」と再会したので、なんとなく買わずにはいられませんでした。

サスケストアさんでいただいたルバーブのしおりによると、この野菜は「タデ科レウム属の食用大黄」で、「カリウム、ビタミンＣ、カルシウムを含み、強壮剤、下剤と、食欲をまず効果もあるらしい」そうです。

早速書いてあったとおりに、ルバーブジャムを作ってみました。

１）　よく洗って１㎝〜２㎝程度の小口切りにする。

２）　お砂糖をまぶして30分くらいおく。

３）　鍋に入れて混ぜながら煮る。水は不要！



４）　10分ほどでとろっとしてくる。好みの量のお砂糖を入れて出来上がり！

酸味が強いジャムです。またこの酸味が美味しいのですが！

でもなんとなく野菜っぽかったので、後から刻んだレーズンとシナモンを入れてみました。我ながら、おしゃれなジャムになりましたよ♪

不思議なもので、子どもの頃の記憶がなければ、今回敢えてルバーブは買っていなかったかもしれません。

小さい頃から、いろんなものを食べたり、体験するのって大切なんだなぁ、、無駄にはならないんだなぁ、、とふと思わせてくれたルバーブでした。

※2013年10月撮影CARMオリーブ畑

2013-14年度産のCARMオリーブオイル、ニューヨークの国際オリーブオイルコンテストのダブル受賞に続き、さらなら朗報！！

最も栄誉あるオリーブオイルの国際コンクール、マリオ・ソリナス2014にて、4つのカテゴリー中、≪ミディアム・グリーン・フルーティネス部門≫にてCARMプレミアム・オリーブオイルが金メダルを受賞しました！

コンテストは、≪Intense green fruitiness≫≪Medium green fruitiness≫≪Mild green fruitiness≫≪Ripe fruitiness≫の4部門ごとに審査され、各部門のトップ6が最終審査に残り、厳正な審査を経て、トップ3にそれぞれ金、銀、銅が授与されます。

「コンテストは実力だけではなく、運もある」とCARMオーナー（生産者）フィリッペが以前話していましたが、それにしても今回の結果は快挙です！

コンテストには、今年138のオイルが出品され、スペインから75、ポルトガルからは38のエントリーがありました。

ちなみに、≪マイルド・グリーン・フルーティネス部門≫もポルトガルの生産者が受賞しました。

これはポルトガルのオリーブオイルの品質が年々上がってきていることの表れで、高品質オリーブオイルのパイオニアとしてCARMが果たした功績が大きいのは間違いありません。

生産者のフィリッペとCARMファミリーに心の底から「おめでとう」！！

そういえば昨年10月、オリーブオイルの収穫が始まる2週間前にポルトガルを訪れたとき、ラガール（搾油所）の責任者カルロスさん（↓）を紹介され、



初代オーナーのセルソさんは、「今年のオリーブオイルが美味しくなかったら、全部カルロスの責任だから」なんて、冗談を言ってたっけ…。

美味しくないどころか、世界一に輝いちゃいましたね！

彼らの笑顔を思い浮かべただけで、あ〜、なんだか、涙が出そうです…！！

スピードが命のオリーブオイル作り。収穫期は、朝早くから深夜まで、ただひたすら働いている姿を何度も見ているので。


2代目オーナー　フィリッペさん


初代オーナー　セルソさん


マリオ・ソリナス・コンテストの受賞式は6月5日、IOC（国際オリーブオイル委員会）の本部のあるマドリッドで行われるそうです。行ってみたいな〜。
CARMオリーブオイルは6月日本へ入荷予定です。<m(__)m>

待望のサンプルがポルトガルから届きました！





早速試飲（試食）。4/14、試飲に最適とされる午前11時にしました。
（食事の1時間前、少しお腹がすいているくらいが一番感覚が研ぎ澄まされていてよいそうです）

このようなテイスティングシートを使って、公平に評価します。私はいつも　国際オリーブオイル委員会（IOOC）のものを使っています。





エキストラヴァージンオリーブオイルの品質を決める3要素（フルーティさ、辛味、苦味）がどれくらいか、また、搾油過程の問題に起因する欠点がないか（酸化や腐敗した匂いなど）、嗅覚と味覚を使って公平に判断します。

せっかくなので、オリーブオイルのテイスティング方法をかんたんにご紹介します。本来はテイスティング専用のカップを使いますが、なかなか手に入らないので小さな試飲カップで代用しちゃいます。

1）オリーブオイルは28度プラスマイナス2度がテイスティングに適しています。手の温度を36.5度で仮定して、試飲コップの内側全体を一度オリーブオイルで湿らすように回してから、両手をで試飲カップを包み込みます。手の中でオリーブオイルの冷たさを感じなくなるまで温めます。





2）オリーブオイルの香りを確認。何度も嗅ぐとわからなくなるので、集中してなるべく1，2回で。



3）味を確認。オリーブオイルを口の前方に貯め、霧状にして口中に広めます。オリーブオイルをお行儀悪くすする感じです。オイルを口中全体に広めることで、舌先で感じる甘味だけでなく、酸味や、舌の奥で感じる苦味や辛味も確認できます。

香りと味わいを分けるのではなく、二つを合わせて、フルーティさ、苦味、辛味がどれだけあるかを評価します。これがワインのテイスティングと大きく違うところです。また、複数のオイルをテイスティングする場合、3分くらい時間を置きます。

さて、ボトルの横にリンゴのスライスがあるのにお気づきでしょうか？

リンゴをかじるとリンゴの酸味で唾液が分泌されるので、口の中がきれいになるのです。複数のオイルを試飲するのには、合間にこうして口の中に残っていえるオイルをきれいに流すことが必要です。リンゴの代わりにヨーグルトを一口食べてもいいそうです。

話をCARMに戻します。私の感想では、プレミアムの第一印象は、芝を思わす青い香り！また、リンゴの芯に似たフルーティな香りや味わいも特徴的で、長く口の中に残ります（余韻が長い）。ポリフェノール成分の豊かさを物語る、辛味と苦味も喉の奥で顕著に感じられます。バランスもよく、オイルとしても完成度が非常に高い素晴らしいブレンドです！

生産者のフィリッペは、「CARMがオリーブオイルを作りはじめて以来最高の出来だと思う」と前置きの後、プレミアムについて、「バランスが非常によい。香り（フレグランス）が豊か。口の中でフレーバー（味わい）が弾ける」と語っていました。まさしくその通りです。

不作の前年に比べ、今年は雨が多く、オリーブが豊作だったそうです。そのため、ブドウ（ワイン）は大打撃を受けたそうですが、オリーブにとっては素晴らしい年だったのです。

グランデ・エスコーリャもプレミアム同様、バランスが良くフルーティでフレッシュな素晴らしいオリーブオイルです。ただ、プレミアムと比較すると、全体的なパワーやオリーブの凝縮感が少しだけ控え目な印象です。（とはいえ、相当レベルの高いオリーブオイルですが！）全体的な味わいのバランスでは、辛味がアクセントになっていると感じました。

クラシコは、上記２つに比べると、フルーティさ、苦み、辛味のいずれもかなり控えめですが、オイルとしての欠点はなく、加熱用には十分のお味、品質です。

入荷は6月です。早く皆様にお届けしたいです！どうぞどうぞ、楽しみにお待ちください！



※左のクラシコはサンプル用のサイズです。実際は２リットルPET入りです。

 

これです！



昨年のクリスマスに Vinhos Norte から送られてきたカレンダー。

ポルトガル北部ミーニョ地方Fafeという町にあるヴィーニョ・ヴェルデの生産者さん。

1971年創業の家族経営の会社。若い人たちが頑張っている、とてもやる気のある会社です。

画像がぼけちゃってますが、カレンダーに映っているのは、このワインです。



きれいなお姉さんは、ヴィーニョ・ヴェルデの緑をイメージしているのかな。

A elegancia de um Vinho Verde ＝　ヴィーニョ・ヴェルデのエレガンス、と書かれています。

フレッシュ＆フルーティなイメージで語られることが多いヴィーニ・ヴェルデですが、ここではあえて「エレガントさ」を強調しているようです。

ポルトガルへはそうしょっちゅう行けないので、せめてオフィス周りはポルトガルに関連したものを置いたり飾ったりして、気分を上げて仕事しています！

今週末はファミリーセールもあるし、今週も頑張って働きます！