超過密スケジュールの中、朝の1時間だけ、ちょこっと会うことができました。
CARMオリーブオイルの生産者フィリッペ・マデイラさまと!
生産者と輸入者の関係を超えて、友達のように親しくさせて頂いていますが、偉大なオリーブオイルの生産者なので、敢えてフィリッペ「さま」と呼ばせていただきます。
(左側は一緒に来日していたキンタ・ダ・ペラーダのワイン生産者アルヴォロさん。初めてお会いしましたが、アルヴァロさんも気さくでとても優しい方でした。)
今回フィリッペは、オリーブオイルとは別の用事で来日していましたが、≪今年中に、メルカード・ポルトガルのオリーブオイルのプロモーションのために来日したい≫、と話していました。
彼はいつも世界を飛び回っているので、実現するかわかりませんが、新年度産が入荷する6月頃、「日本でオリーブオイルセミナーを開催してほしい!」と強い希望を伝えておきました。
昨年秋冬に搾油したオリーブオイルは、現在タンクの中にあり、滓が底に沈むまで落ち着かせているところだそうです。
去年はイタリアやスペインの多くのメーカーでは、オリーブが受粉する時期に大雨が降った影響で、オリーブが収穫できずに大変なことになっているそうです。CARMは例外的に難を逃れ、収穫量は少ないものの、例年どおりの高品質のオリーブオイルが出来そうだそうです。
12月にCARM醸造所で出来たのオリーブオイルを試食しましたが、実に素晴らしい味わいでした。
タンクからオリーブオイルを取り出します
特徴の違うオリーブオイルをブレンドし「プレミアム」を机上試作
実は、CARMのオリーブオイル作りは、もともとフィリッペが「遊び」で作ってみたところから始まったそうです。
1998年、オリーブオイルの作り方は全く知らなかったものの、正式な手順通りに厳密に作ってみたら、驚くほど美味しいオイルが出来たそうです。(実は彼は医学部出身なので、細かい作業は得意なのだそうです)。
そんな雑談を交えて話をしていたら1時間あっという間に経ってしまいました。
日本食大好きな彼に、インスタントのお味噌汁をお土産に渡したら喜んでくれましたよ!
特に重要な要件がなくても、「ただ会うこと」が大切なのだと、改めて実感。
現在タンクで眠っているオリーブオイルはまだ瓶詰ができないので、日本に輸入し、皆様にご紹介するまでまだ半年ほどかかりますが、どうぞ楽しみにお待ちください!
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