ヴィーニョ・ヴェルデは夏に最適!
ヴィーニョ・ヴェルデは日本の食卓に合う!
これは、忙しくも充実したヴィーニョ・ヴェルデ・プロモーション・ウィークを終えて、多くの方に試飲して頂いた結果、私が確信したことです。
2016年4月第2週、ポルトガルから28社のヴィーニョ・ヴェルデ生産者が来日し、都内で試飲会開催、見本市に出展し、大々的にプロモーションを行いました。
そもそもヴィーニョ・ヴェルデって何?
●そのまま訳すと「グリーン・ワイン」。ワインが緑色なのかと勘違いされがちですが、緑豊かなワイン産地に由来する言葉で、ヴィーニョ・ヴェルデ地方で作られるワインのことを指します。
●ワインの特徴は≪フレッシュ&フルーティ&ライト≫。微発泡タイプと発泡していないものがあります。
●ワインは、白86%、赤9%赤、ロゼ5% と、白が圧倒的に多いです。ポルトガルの他の地方は赤の方が多く作られ、白が多いのも、ヴィーニョ・ヴェルデの特徴です。
フレッシュ&フルーティで、爽やかな味わいなので、夏に特におすすめで、ポルトガルでは、バカンスシーズンに、ビーチやプールサイドでも飲まれているようです。
来日の背景
これまでポルトガルワインといえば、ポートワインのイメージが強かったかと思いますが、日本の食卓には、爽やかで気軽なヴィーニョ・ヴェルデこそ合う、ということに、ポルトガル人がようやく気付きはじめ、その結果、日本市場に力を入れることになり、こうしてたくさんの生産者が来日してくれました。
実際、2015年の対日ヴィーニョ・ヴェルデ輸出量は前年比で49%増!とても伸びています。
その他、ヴィーニョ・ヴェルデの主な輸出先は、アメリカ、ドイツ、フランス、カナダ。いずれの国でも、他では再現できない、すっきりとしていて安価なワインとして、親しまれていると言えるかと思います。
■DAY1 ヴィーニョス・ノルテのヴェラさん来日
4/9、ヴェラ・リマさん初来日!
ヴェラさんは、家族経営のワイナリー ヴィーニョス・ノルテの3代目。いつも明るく、気遣いも細やか。人としても信頼のできる生産者さんです。
日本に到着したその日の夜、
大船のメルカドさんでディナー。
折しも、メルカドさんの1周年記念の前日でした。
ヴェラさん
メルカドさんに1周年記念ボトルをプレゼント
このワイン「モンジェス・ヴィーニョ・ヴェルデ」は、メルカドさんのオーナーが初めて飲んだポルトガルワインで、「ポルトガルレストランを始めよう」と思ったきっかけになったワインだそうです。
みんなが笑顔でいっぱいになれた夜でした。
■DAY2 鎌倉で試飲会
4/10 生産者を招いての初の試飲販売を開催!
試飲会にぴったりの爽やかな陽気でした
ヴェラさんがちゃきちゃきと試飲を進めてくれて、私も助かりました♪
しかし、困ったことに、一緒にいるはずのVERCOOPEのジョゼ・カストロさんが開始後1時間経っても現れない!
なんとか携帯がつながり「どこにいるの?」と聞くと、「わからない!新橋駅を出て反対方面に乗ってしまい、眠ってしまった。今から向かう!」とのハプニング。
結局2時間遅れで、ジョゼさんも会場に到着。
開始2時間後にようやく二人が揃いました!
正午から4時までの短い時間でしたが、ワインがたくさん売れて、二人とも感心していました。
「他の国だど、試飲だけで買わないこともよくあるのにね。。」と、話していました。
モンジェス・ヴィニャオン、そして、6月入荷予定のヴァルジア・ド・ミーニョ2011。
ポルトガルの地図のラベルで人気のノルテ
ヴァルジア・ド・ミーニョ2011
微発泡ではない赤ワイン。爽やかで滑らかでエレガント。とても好評でした。6月入荷まで、乞ご期待!
■DAY3- 都内で試飲会&見本市出展
4/11、汐留でプロ向け合同試飲会。ここにはヴィーニョ・ヴェルデの生産者が28社出展。
都会的な空間で行われた試飲会
鎌倉の試飲会には間に合わなかった、プラサ・デ・サンティアーゴの醸造家、ペドロ・コスタさんもここからの参加。
ペドロさんと助っ人のサチコちゃん
余談ですが、ペドロさんは顔のパーツがジョージ・クルーニーに似ています(と、思います)。
それを本人に伝えると、「そんなことは絶対にない!ない!」と、顔を真っ赤にして否定していました。雰囲気はちょっと違いますが、まじめで信念を持ってワインを造っていて、とてもいい人でした。
ちゃきちゃきと仕事をこなすヴェラさん
ジョゼさんとヒロノ
醸造家のペドロさんと
来場者の中には、ヴィーニョ・ヴェルデ、いや、ポルトガルワインも初めて、という方も多く、「美味しい」「高くないんですね」と興味を持たれる方がたくさんいらっしゃいました。
私自身、生産者の隣に立って試飲のお手伝いをしながら、ワインについて多くを学ぶことができました。
そして、ヴィーニョ・ヴェルデはこれからもっと伸びると、確かな手ごたえを感じることができました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
生産者の皆さん、お疲れ様でした!
■AFTER WORK
鎌倉散策
ポルトガル酒場ピリピリさんで
最終日はすしざんまい!
LOVE SUSHI!