ワインの審査は女性、サービスは男性が行います
このワインコンペティションは今年で3度目、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、女性だけでワインを審査する世界的にもユニークなコンテスト。
年々注目度も高まり、今年は世界35か国からエントリーがあり総数3,543本、昨年より20%増えたそうです。そのため審査も5日間かけて行われ、私は最終日に参加させていただきました。
スパークリング、白、赤、合わせて39種類のワインを試飲しました。
一日にこれだけの数のワインと向き合い、公平な目でジャッジするという、とても貴重な体験をさせていただきました。審査はグループに分かれて行われますが、終わった頃には、みんな、ワインのタンニンで歯が真っ黒になっていました!
審査責任者の田辺由美さん
審査終了後の懇親会で、審査責任者でこのアワードの創設者でもある田辺由美さんに直接お話を伺うことができました。なぜこのようなコンテストを行うようになったかと。
由美さん曰く、
「現在日本には活躍している女性のワインのスペシャリストたちがたくさんいるのにもかかわらず、ワインコンクールの世界ではジャッジは男性ばかり。そこで、女性たちが活躍して、さらに、横のつながりができるような場を作りたかった」
とのこと。
これまでの常識とは別のことをゼロから築き上げられた、その熱意と努力は計り知れません。「まだまだよ」なんておっしゃていましたが、本当に頭が下がります。
「ポルトガルワインは知られてないから売るのが難しいんです」なんて、ことあるごとに言い訳している自分が恥ずかしくなりました。
すてきな女性たちとの出会いもあり、本当にすてきな一日でした♪