チェリーが美味しい季節
2016.7.4
6月は日本ではさくらんぼが美味しい季節ですが、ポルトガルでもたくさんのチェリーが売られています。
どちらかと言えば、アメリカンチェリーのような濃い色のチェリーが主流です。
お店の前や道端でも美味しそうなチェリーが並んでいて、ついつい買いたくなってしまします。
店頭に並べられている可愛いらしいチェリー
またレストランでもこの時期はデザートにチェリーはどう?と勧めてくれます。
とてもシンプルですがお皿に盛り付けて出てきます。
お腹が一杯でも不思議と入ってしまいます
私の友人宅では庭でたくさんのチェリーが採れるため、ジャムにして楽しんでいるそうです。私も少しだけいただきましたが、これが果肉ゴロゴロでとっても美味しいのです!
リスボンなどの都会ではなかなか難しいですが、少し郊外に行くと庭にチェリーがあるお家もあり、とっても豊かな暮らしでいいなと感じます。
ちなみに北部では近年キウイの栽培が増えているそうで、友人も家に植えたと言っていました。キウイはなんだか特別な果物、という感じがしていましたが、自宅でも栽培できるとは驚きです!来年、実がなる頃にお邪魔したいな、とたくらみ中です。
今日もランチをしたレストランでチェリーを勧められました。
お腹が一杯だったの断わったのですが、レストランのおじさん曰くチェリーはとても健康にいいそうです。ビタミンが豊富で、カルシウムや鉄分も含まれているとのこと。
疲労回復や炎症を抑制したり、不眠症を解消したり、便秘に効いたり…などなど、いいことがたくさん。
さらにポルトガルでは可愛らしいチェリーのお酒、ジンジーニャがあります。
甘いリキュールで、なんだか見ていて嬉しくなるパッケージが多いです。
ジンジーニャ
オビドス郊外で生産されているジンジーニャが有名で、リスボンでもお土産用としてもたくさん売られています。
また1杯だけ飲んで楽しむバーもあるので、リスボンに行く際は立ち寄ってみて下さい。ロシオ広場のすぐそばです。
A Ginjinha(住所:1100 026, Praça Dom Pedro IV 71, Lisboa)
またジンジーニャはチョコレートのカップで飲む飲み方もあり、私はジンジーニャを飲むときはいつもこれで頼みます。
甘いジンジーニャとビターチョコレートが絶妙なハーモニーですよ。
お祭りなどでも売っています
こんなにも可愛らしいジンジーニャ。プレゼントなどにもおすすめです。
夏はソーダで割って飲むと爽やかに楽しめます。
ただし、ジンジーニャはアルコール度が18度くらいあるので、飲みすぎには注意してくださいね。
著者プロフィール
19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。
現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。
Web: www.filigranacomamor.com
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com