ポルトガル人とプライア(ビーチ)
2015.9.9
皆さん、こんにちは。さちこです。
今年の夏は猛暑でしたが、8月後半から急に涼しくなったり、また暑くなったり。
皆さん体調くずされたりしていませんか。早く過ごしやすい秋が来てほしいものですね。
さて、今日のテーマは「ポルトガル人とプライア(ビーチ)」。
多くのポルトガル人にとって8月と言えば夏休み。夏休みと言えばビーチ。
ビーチと言えば、青い海に青い空、心地よい風と楽しそうな声。
ポルトガル語でビーチのことをプライア(praia)と呼び、夏はこの言葉が何度も聞かれます。
まれにビーチを好まないポルトガル人もいますが、
たいていの場合、夏の過ごし方を聞くと「ビーチに行く」という答えが返ってきます。
この夏も友人たちから、楽しそうにビーチで過ごしている写真をたくさんもらいました。
1日中ビーチで過ごす人もいますが、だいたいのポルトガル人は日差しが強い日中は避け、
朝10時から13時、ランチをゆっくりとった後の16時から19時くらいに行きます。
この時間帯は本当にたくさんの人で溢れていますよ!
もし夏にポルトガルへ行くチャンスがあれば、一度はビーチに行ってみて下さいね。
せっかくなので、私のおすすめのビーチを2つご紹介します。
★アルガルヴェ地方のラゴス(Lagos)
ラゴスにあるドナ・アナ(Praia Dona Ana)と呼ばれるビーチは、2013年「コンデナスト・トラベラー」誌のランキングで、世界一美しいビーチに選ばれました。
ラゴスにあるビーチ、ドナ・アナ(Praia Dona Ana)
ラゴスのビーチの特徴としては岩場が多く、その岩と岩の間にこぢんまりとしたビーチがあるところです。
そのため、同じ海岸沿いではありますが、ひとつひとつのビーチに名前がついています。
エメラルドグリーンに見える海水と白に近い砂浜が本当に天国のようですね。
アルガルヴェにはラゴスの他にも、アルブフェイラ(Albufeira)やヴィラ・モウラ(Vila Moura)など有名なリゾート地があります。
ヨーロッパ各地から夏のバカンスで観光客が訪れるため、街はこの季節だけ多国籍になります。
特にイギリスから来る人が多く、お店の店員さんもみんな英語で話していますよ。
混み合うヴィラ・モウラのビーチ
★ポルトガル中部のナザレ(Nazaré)
海岸沿いに美しく広がるナザレのビーチ。
こちらもエメラルドグリーンの海水と白い砂浜ですが、ラゴスのような岩がないので、とても開放感があるビーチです。夏のゴールデンタイムは、このビーチもとても混み合います。
ナザレビーチ
波が高いナザレは世界のサーファーの間でも人気スポットです。
この付近で30メートルの高波に乗って、ギネス記録を更新したサーファーもいるほどです。
ナザレは漁村としても有名で、町並みもとても可愛いですよ。
そして何と言っても海の幸が美味しい!
Arroz de Marisco
いかがでしょうか。
天国のようなビーチと美味しい食べ物。
ポルトガル人がどうしてビーチを愛してやまないのか。
その答えはポルトガルのビーチに行けば、きっと見つかると思います。
自然の音に耳を澄まして、のんびり流れる時間を感じる・・・。
何もしない贅沢時間の楽しみ方、
きっとポルトガルのビーチが教えてくれますよ。
著者プロフィール
19歳の時にポルトガルに出会いすっかり虜になる。大学卒業後、日本で貿易実務、ロジスティクス、マーケティングの経験を積むが、日本とポルトガルをビジネスで繋ぎたいという気持ちが大きくなり渡ポすることを決意。ポルトガルに1年半留学しMBAを取得。在学中、現地企業やビジネスパーソンとの幅広いコネクションを築く。
現在はポルトガルジュエリーのブランド「フィリグラーナ・コン・アモール(Filigrana com Amor)」を立ち上げ、インポーターとして活動。日本とポルトガルを行き来しながら両国の情報を発信し、人・ビジネス間の交流が活発化するよう邁進中。
Web: www.filigranacomamor.com
www.eleuteriojewels.com
E-mail:s.kiriyama@worldfiligranakk.com