限られた年にしかできない偉大な赤ワイン≪レゼルヴァ≫
キンタ・ダ・セケイラ・レゼルヴァ・ティント(赤)2011(ドウロDOC)750ml
Quinta da Sequeira Reserva Tinto 2011
キンタ・ダ・セケイラ・レゼルヴァ・ティント(赤)(ドウロDOC)750ml
Quinta da Sequeira Reserva Tinto
偉大な赤ワイン≪レゼルヴァ≫
一口飲んでの感想、それは…≪偉大なワイン≫。
熟した果実やコンポートを思わす力強い香りに、ソフトな酸とエレガントなタンニンが印象的な、まるく成熟した濃厚な辛口赤ワイン。肉厚でコクのある辛口赤ワインは、余韻がとても長い。
このワイン、今すぐ飲んでも十分に美味しいですが、今後7‐10年は確実に熟成するでしょう、、と生産者のマリオ・カルドーゾさんは話しています。
「時間と共に、チェリーのような赤い果実のアロマが、ブラックベリーのコンポートのように変化し、樽の香りもよりはっきりと出てきます。味わいはタンニンが徐々に丸くなり、さらに滑らかになっていきます。(保管する際には瓶を寝かせた状態で、12‐17度で保管して下さい。)」
キンタ・ダ・セケイラでは、その年のブドウの出来映えによって、生産するワインのクラスを決めています(最高の年には最高級タイプ・グランデ・レゼルヴァのみ造り、最悪の年にはブドウをすべて売り払い、ワインを造らないなど)。そのため、近年このレゼルヴァ赤シリーズが生産されたのは、2005年、2008年のみ。2009年はびん詰の段階でレゼルヴァ、もしくはもうワンランク上のグランデ・レゼルヴァにするかを決めるそうです。
現段階では、販売中の2008年の在庫がなくなったら、次回生産予定は未定ということになります。
7年‐10年熟成可能なため、2008年が記念すべき年だった方、ぜひ在庫があるうちにお買い求め下さい。ブドウの出来も良かった記念すべき年だったので!
微発泡タイプのヴィーニョヴェルデも勿論ポルトガルですが、長期熟成の可能性をたっぷり秘めた、力強い凝縮感の辛口赤ワインフルボディも、ポルトガルの顔ぜひこの機会にワンランク上のワインをお試しください。
生産者 |
キンタ・ダ・セケイラ Quinta da Sequeira |
---|---|
産地 | ドウロDOC |
内容量 | 750ml |
ブドウ品種 | トゥーリガ・ナシオナル、トゥーリガ・フランカ、ティンタ・ロリス、ティンタ・アマレーラ、ティンタ・バロッカ |
土壌 | UNESCO(ユネスコ)世界文化遺産に指定された、ドウロ川上流(アルト・ドウロ)ワイン生産地区。岩板土壌、少雨、寒暖差が大きく、凝縮感のあるワインを造るのに絶好な条件が揃っています。15ヘクター程のブドウ畑に、樹齢100年の古木もあります。 |
アルコール度数 | 14.5% |
醸造 | 破砕の後除梗。24時間コールドマセレーション。6日間醗酵後、マロラクティック醗酵。1度使用したフレンチオーク樽で12ヶ月間熟成。 |
供出温度 | 18℃くらいが理想的です。 |
相性料理 | お肉料理やチーズと合わせて。 |
テイスティングノート |
濃い色合い。凝縮感のあるブラックベリーなど野生フルーツのアロマの中に、スパイスや樽の香りも。口に含むと、タンニンと果実味がとても豊かに広がり、非常に長い余韻が楽しめます。リッチな味わいとハイボリュームな辛口赤ワインです。大きめのグラスでぜひお楽しみください。
ワインはフィルターにかけていないため、滓が現れることがあります。(2011)
甘口 ■■■■■ 辛口 |
醸造家 | マリオ・カルドーゾ、アレシャンドラ・ピント |
輸入元 | 株式会社メルカード・ポルトガル |
ドウロ川上流地区にあるワイナリー≪キンタ・ダ・セケイラ≫は、1899年に始まったファミリー・ワイナリーです。現在は、4代後の娘(玄孫)マリア・ダ・グラッサと、夫のマリオ・カルドーゾが受け継いでいます。
この地域は岩板土壌、少雨、寒暖差が大きく、濃く、凝縮感のあるワインを造るのには絶好の条件が揃っています。
マリオさんもグラッサさんも、ワインには個性とキャラクター(特徴)が必要であると考えるため、15ヘクタールの自社畑の中では、ドウロ地方の独自品種しか育てていません。また、100年以上もの樹齢の古木も大切に育て、それは、生産量は低いものの、非常に凝縮感のあるワインを造るのに欠かせないからだそうです。
この地域は岩板土壌、少雨、寒暖差が大きく、濃く、凝縮感のあるワインを造るのには絶好の条件が揃っています。
マリオさんもグラッサさんも、ワインには個性とキャラクター(特徴)が必要であると考えるため、15ヘクタールの自社畑の中では、ドウロ地方の独自品種しか育てていません。また、100年以上もの樹齢の古木も大切に育て、それは、生産量は低いものの、非常に凝縮感のあるワインを造るのに欠かせないからだそうです。
■ワイナリーのオーナー、マリオさんに聞きました
Q:他のメーカーや他社のワインとの違いはなんですか?
A:私たちは、小さな会社にしかできないことをやっています。自社畑のブドウなので、成長具合を毎日観察することができますし、良いぶどうのみを選ぶこともできます。利益についてはあまり考えず、ただひたすらクオリティを追求しています。
大きなワインメーカーであれば、そうはいきません。大きなコンテナで運ばれてきたブドウを買い取り、そこでブドウを選んでいる余地はありません。ブドウの質の良し悪しにかかわらず、量で計ってその分を支払わなければなりません。自ずと品質と値段に違いがでてきますよね。どちらが良い、悪い、というのではなく、大会社が産業としてのワインを大量生産しているのに対し、私たちは手工芸品のように、ワインを少量生産しています。
Q:マリオさんにとってのご自身が造るワインとは?
A:私たちのワイナリーではブドウの栽培から、収穫、ワインの醸造、瓶詰めまですべて自社で行なっています。自社のワインは、いわば自分たちの分身のようなものであり、言葉では表現しきれないほどとても大切なものです。
オーナー夫妻と店長ヒロノ
晴天下の収穫。スタッフだけでは足りないので、地元の人たちも手伝いに。
手摘みで、一房ずつ丁寧に収穫していきます。
やってみると、この姿勢、
結構、しんどい・・。
スレート状の粘板岩を崩した土壌。
ブドウの生産量を減らし、糖度を凝縮させる効果があります。
ワインも長熟になるそうです。
自宅は、ブドウ畑の中心にあります。
目の前の畑を眺めながら、テラスで朝食。
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