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これは、食事のためのワイン

〔ペラーダ〕ダン・ティント[2014]【赤】750ml
Dao Tinto 2014

〔ペラーダ〕ダン・ティント【赤】750ml
Dao Branco

キンタ・ダ・ペラーダのベーシックな「ダン」ワイン

ワインメーカーのアルヴァロ・カストロさんは、「自分のワインは食事と一緒に楽しんでもらうことで本当の魅力が出るんだ」と、試飲会で来日した時には、何度も繰り返していたそうです。（インポーターさん談）

「酸、フレッシュさ、エレガンス、ミネラル」が特徴のキンタ・ダ・ペラーダのワイン。赤はローヌのシラーと比較されるとオーナーは話していたそうですが、比較的冷涼な気候からくる酸と、花崗岩から来る骨太なミネラルは、比較も大げさではないのでしょう。

「ブドウ畑に出るのが大好き」と語る、日焼けが似合うワインメーカー・アルヴァロさんが造る、一番ベーシックな赤ワインです。

トゥーリガ・ナシオナルの持つ強さと、アルフロシェイロの柔らかさが見事に組み合わされたワイン。
アルフロシェイロはポルトガルでもほぼダンでしか作られていない品種です。

生産者	キンタ・ダ・ペラーダ Quinta da Pellada
内容量	750ml
ブドウ品種	アルフロシェイロ 50%, トゥーリガ・ナショナル 25%, ティンタ・ロリス 20%, ジャエン 5% アウフロシェイロ：色が濃く、タンニン、酸、糖度が高いブレンド向きの品種。熟れたイチゴを連想させる。トゥーリガ・ナショナル：ドウロ地方やダン地方で重要な赤品種。黒いベリー類の香りや花のニュアンス。深い色合い、力強いタンニンで重厚なワインとなる。高貴品種。ティンタ・ロリス：スペインのテンプラニーリョと同じ品種。力強いタンニンで濃厚だが滑らかなストラクチャーとなる。熟成ワインにも向く。ジャエン：スペインのメンシアと同じ品種。ダンの主要な赤ぶどう。酸やタンニンはやや低め。他品種とブレンドしてよりソフトな印象を与える。
醸造	ステンレスタンク発酵、フランス産古樽で12ヶ月熟成
テイスティングノート	なめらかなテクスチャーとミント、そして鬱蒼とした森の香りが特徴的。黒い果実のアロマがすばらしく広がるので、大きめのグラスで香りを楽しんで頂きたいワインです。味わいはとてもなめらかで丸い。甘口　■■■■■　辛口軽め　■■■■■　重め
輸入元	株式会社メルカード・ポルトガル

ダン地方を代表するワイナリー
≪ キンタ・ダ・ペラーダ/Quinta da Pellada ≫

オーナーのアルバロさんと娘のマリアさん

■畑の起源は13-16世紀。伝統を大切にしながら冒険心を持ったワイナリーのワイン造りとは？

Quinta da Pellada（キンタ・ダ・ペラーダ）は、セーラ・ダ・エストレラ国立自然公園の近隣に位置します。DOCダン地方を代表する生産者です。オーナーのアルバロ（アルヴァロ）・カストロさんは、現在3つの畑（斜面のあるペラーダ、醸造所と住まいがあるサインス、そしてオウテイロ）を所有。

畑の起源は13-16世紀に遡ります。歴史が長い彼の畑は、現在ダンにあるその他のぶどう畑のように松林を新たに開拓して出来たものではありません。しかしやはり、松やその他のイベリア半島特有の植物が畑の中に混植されています。

自社ブランドの他、DOCドウロ/ポートの有名ポートワイナリー、ニーポートとプロジェクトを組み、ドウロ（DOURO）とダン（DAO）のワインをブレンドさせた≪DODA≫というワインも生産。伝統を大切にしつつも冒険心のあるワイナリーです。

「アコリックなワインは好きでない。アルコールは食事でいうと塩分のようなもの。沢山はいらない」

「ぶどうにとっては、ヴェレゾン（実が膨らみ色づき始める時期）から成熟までの時間が長ければ長いほど良いんだ」

■果実味ときれいな酸が残る、エレガントなスタイルのワイン

アルバロさんは、時期をずらして少し涼しくなった時にぶどうを収穫。ワインのアルコール度数は14度を越えることはなく、果実味はありながらもフルーティーさだけに偏らない、綺麗な酸が残るエレガントなスタイルを保っています。

樹齢は３～65年で、標高は550m。面積55ha。花崗岩をベースとした砂質粘土土壌。トゥーリガ・ナシオナル、エンクルザード、ティンタロリス、ジャエン、アルフロシェイロ、バガといった固有品種が植えられています。