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ゴージャスなブルーラベル、リッチな味わいのポルトガル産リースリング

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アレピアード・リースリング2014
Arrepiado Riesling 2014

ポルトガルでは珍しいリースリング100％の白ワインです。

ポルトガルでは100年以上も続くワイナリーが少なくない中、エルダーデ・ド・アレピアードワイナリーは、歴史の浅い、最近のワイナリーです。

このワイナリーの経営者はアントゥ－ウネス一家。2001年に土地を購入し、2004年に本格的にワイン造りを始め、2005年に初ヴィンテージを瓶詰しました。
夫のアントニオさんがワインを造り、奥さんのマルタさんが、ラベルデザインを担当しています。

夫のアントニオさんがワイン造り、奥さんのマルタさんがボトルデザインを担当

「無名のワイナリーだから、まず手に取ってほしいのです」

店長ヒロノとアレンテージョの自社畑にて

特徴のあるワインラベルには理由があります。

「自分たちは無名のワイナリーだから、ワインショップの棚に並んだ時に、まず手に取ってほしいのです。
まず手に取ってもらえるように、オリジナルなデザインを目指しています。
中身も気に入ってもらえるように、頑張って作っています」

と、アントニオさんは説明してくれました。

ポルトガルでリースリング100％は非常に珍しいのですが、土地を買ってぶどうを植えた時、テロワールを重視して、土着品種、国際品種にこだわらず、とにかく土地と相性の良さそうなブドウ品種を吟味して、植えたそうです。その結果、リースリングも選ばれ、シングルバラエタルとして瓶詰めされるに至りました。

アルザスのリースリングなどと比べると、北アレンテージョの温暖な気候で作られ、土壌も片岩土壌なので、味わいは全く違います。しかし、リースリングらしいフレッシュな味わいとミネラル感は感じていただけると思います。

すでに飲み頃ですが、ポテンシャルの高いぶどうなので、「10年寝かせても美味しいと思う」とアントニオさんは語っています。

ポルトガルの温暖な夏を思わすリッチなボディのリースリングをぜひお試しください。

左から、醸造家アントニオ・マサニータ夫妻、アレピアードのマルタ＆アントニオ夫妻、ヒロノ。ポルトの夜景をバックに。

デザインに特徴のあるアレピアードのワインたち。素晴らしいのはラベルだけでなく、中身のワインも！

ワインについて語るアントニオと店長ヒロノ。

赤ワインと相性抜群のお肉料理、付け合わせにはオレンジ、ジャガイモ、お米。

大皿にポルトガルらしい盛り付け。

ワイナリーの看板

空とのコントラストが美しいワイナリー。平らに広がる感じはいかにもアレンテージョらしいです。

ワイナリーには恵みの池があります。

敷地で飼われているロバ。

スモークサーモンと相性抜群

生産者	エルダーデ・ド・アレピアード・ヴェーリョ Herdade do Arrepiado Velho
産地	ポルトガル・アレンテージョ地方
内容量	750ml
ブドウ品種	リースリング100％
土壌	33ヘクタールのシスト（片岩）土壌の畑。温暖な気候ですが、池が近くにあるため水には恵まれています。
アルコール度数	13.5%
醸造	手摘み収穫により25キロ小箱に入れる→選果台で厳しく選果。全房プレス（除梗せずにプレス。）→12℃でアルコール醗酵。ステンレスタンク使用
最適温度	8℃でサーブし、10℃で飲むのが理想的
相性料理	スモークサーモンなど、スモークした魚と相性抜群。シンプルな調理法の魚介類ともよく合います。フルーツをベースにしたデザートと合わせるのもおすすめです。
テイスティングノート	透明感のあるシトラスイエロー。グレープフルーツを思わす香り。きりっとした酸味とミネラル感。香水を思わす華やかな香りと味わいも楽しめます。リッチなテキスチャー、フルボディ。長い余韻。甘口　■■■■■　辛口軽め　■■■■■　重め
醸造家	アントニオ・マサニータ
輸入元	株式会社メルカード・ポルトガル

アレピアード・ワイナリー

ユニーク（唯一無二）で魅力的なワインを生み出す新星ワイナリー「エルダーデ・ド・アレピアード・ヴェーリョ」リスボンから西に約200キロ離れたアルト・アレンテージョ地方に位置する小さな町ソウゼル。自然が豊かなこの地にほとんど見捨てられたように佇む広さ100ヘクタールの農園「エルダーデ・ド・アレピアード・ヴェーリョ」。これを見つけたアントゥーネス一家は、2001年、農園を購入し、ワイン造りのファミリービジネスを始めました。

農園の周りには、アレンテージョ地方らしく、ブドウ畑、オリーブ畑、畜牛が営まれています。2002年、農園では33ヘクタールのブドウを新たに植樹しましたが、植える品種を決めるために、一家は土地の特徴（テロワール）を詳しく勉強しました。泥岩板土壌の斜面、温暖な気候、豊富な降雨量。ポテンシャルの高いブドウを作り得る自然条件が揃っています。これを活かすのに、果たしてどの品種を植えようか。

ブドウ栽培責任者ヌーノ・ロマーリョと醸造家アントニオ・マサニータは、知識を出し合い考え抜いた結果、≪100点満点品種≫とあだ名付けるほど自信をもって、黒ブドウは、トゥーリガ・ナシオナル（42％）、シラー（18％）、カベルネ・ソーヴィニヨン（24％）、プチ・ヴェルド（16％）、白ブドウは、アンタオン・ヴァズ（22％）、シャルドネ（8％）、ヴィオニエ（30％）、ヴェルデーリョ（15％）、リースリング（15％）を植えました。

ポルトガルの伝統品種だけに固執せず、テロワールに合って品種を選びたかったそうです。外国品種を使ってでも「ポルトガルのポテンシャルを世界に見せたい」と語るのは、ワイナリーの輸出担当アントニオ・アントゥーネスさん。

その結果、今日ワイナリーではユニーク（唯一無二）で魅力的なワインが生産され、専門誌などでも高評価を得ています。最新の醸造技術と伝統への敬意。「こだわり、厳格さ、品質」が、ワイナリーのモットーです。今後が期待される、新星ワイナリーです。