2016年7月10日は、ポルトガルの歴史に残る日になること間違いありません。
ヨーロッパ選手権2016年大会決勝戦で、ポルトガルは1-0で開催国であるフランスを制し、見事初の優勝を果たしました。
fpf.ptより画像引用
2004年のヨーロッパ選手権は地元ポルトガルで開催され、決勝戦でギリシャに敗れたポルトガル。当時、メルカード・ポルトガルは立ち上げ後まだ3年目でしたが、日本からテレビで生中継を観戦し、悔し涙を飲んだのを今でも覚えています。
当時クリスチアーノ・ロナルドは19歳。試合後に流したのは悔し涙。そして12年の時を経て、今度は嬉し涙!試合開始後の早い段階で負傷で欠場してしまいましたが、彼が不在の中、ポルトガルはチームとして戦い、延長戦の後半、誰もが待ち望んでいたゴールが決まりました!
ポルトガルは1975年の勝利を最後に、フランスに10試合勝てていなかったそうです。
ポルトガルの誰もがずっと待ち望んでいた勝利。10日はポルトガル全土で、夜通しお祭り騒ぎだったようです。
試合の翌日、代表選手たちを乗せた飛行機は、リスボン空港でポルトガルカラーの放水アーチで歓迎され、選手たちはタラップを降りて、バスに乗り込み、そのままベレンまで凱旋パレードに出発。
リスボンにこんなに人が住んでいたのか、と目を疑うほど、大勢の市民の大歓迎。しかも普通に仕事があるはずの月曜日なのに!
途中、高速道路の電光道路標識は「優勝おめでとう!」と表示が変わっていました。
ポルトガル人たちの喜びぶり、祝福ぶりがものすごいです!たかがサッカーと言えばそれまでですが、このスポーツがポルトガルという国を一致団結させたことは間違いありません。
ポルトガルは、ヨーロッパの西端にある小さな国で、フランスやスペイン、イタリアなどに比べると、目立たない地味な国。(ワインもしかり。素晴らしい品質のものがあるのに、土着品種を多く使っているせいもあり、まだまだマイナーなイメージ。最近は注目されつつありますが・・。)
だからこそ、今回「サッカー」という形で、ポルトガルの実力が認められたのは、私としても本当に嬉しく、きっとポルトガルの人々もそのように感じてるのだと思います。
○クリスチアーノ・ロナルドだけでない、チームとしてのポルトガル。
○サッカーだけでない、素晴らしい国ポルトガル。
この勝利はポルトガルの自信に繋がるはずです。
そして、この素晴らしい国の商品を輸入するという仕事に携わっていられること、本当に恵まれていると、幸せを感じています。
Muitos parabéns Portugal!! (ポルトガル、優勝おめでとう)
ポルトガルの祝勝ムードはしばらく続くことでしょう。